■第10試合WAMMAヘビー級選手権試合/5分5R
[王者]エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)
Def.1R3分14秒/TKO
[挑戦者]アンドレイ・オルロフスキー(ベラルーシ)

この日、一番の大歓声で迎えられたヒョードルは、リングに入ると右腕を掲げて場内の歓声に応える。

身長では、ヒョードルより頭一つ高いオルロフスキー。オーソドックスで向かい合った両者だったが、序盤はオルロフスキーの右フックが早くもヒョードルの頬にヒット。少なからずバランスを崩したかのようにみえたヒョードルだったが、すぐさま左ジャブを伸ばしていく。

オルロフスキーは左ローから、互いの拳が交錯すると右のローを2発。負けじと、ヒョードルは左ボディからワンツー。だが、距離をとったオルロフスキーには届かない。

そのまま組み合うと、オルロフスキーの腹部にヒザ蹴りを入れていくヒョードル。差し合いになるや、オルロフスキーは押し倒すようにテイクダウンを狙ったが、ヒョードルが踏ん張りコーナーへ。細かいヒザ蹴りを出し合ったところでブレイクが掛かる。

リスタートでは、オルロフスキーのワンツーがヒョードルの顔面をかすめていく。すると、後退したヒョードルに、オルロフスキーは左の前蹴り。この一撃で、ヒョードルはコーナーまで吹き飛ばされるも、ここで勝負を賭けたオルロフスキーが飛びヒザ蹴りで飛び込もうとした瞬間、ヒョードルがカウンターの右フック一閃。オルロフスキーを叩き落すように迎撃し、この一撃で見事なKO勝ち。

時間にして3分14秒、一時は劣勢を感じさせるシーンもあったが、終わってみればヒョードルがその強さを満天下にアピールする結果となった。

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