チェルシーでは不本意な結果に終わり、今季開幕前にACミランへ復帰入団したシェフチェンコ(32)が、1億2000万ユーロ(約144億円)と報じられたマンチェスター・シティからの巨額オファーを拒否し、ACミラン残留を決めた同僚で親友のブラジル代表MFカカ(26)について語った。

「カカは正しい決断を下したと思うよ。ACミランを去る可能性はないと思っていた。彼がACミラン残留を決意する前に、我々は色々な話をしていた。その時の感触から、彼はチーム残留の道を選ぶと確信していた」とシェフチェンコ。

 イングランド経験のあるシェフチェンコは「カカが自分にアドバイスを求めたかどうかは、秘密だ。確かに彼は色々なことを自分に尋ねたよ。しかし、(家庭の事情により)自分がチェルシー移籍を決断した時と、今回のカカのケースは異なる。彼は、ハートの部分に頼った選択をしたのだろう。彼がいることで、ACミランは常に強いチームとなる」とコメントした。