漫画大賞2009のノミネート作品が発表された。今回ノミネートされたのは10作品。この中から、3月下旬に大賞が決定される。その中のひとつ、『宇宙兄弟』についてご紹介したい。



『宇宙兄弟』は、小山宙哉氏による漫画で、漫画雑誌『モーニング』(講談社)にて2008年から連載されている。単行本も2008年現在3巻まで発売されている。宝島社の「このマンガすごい!2009」オトコ編のランキング2位を獲得。
主人公は、2006年7月9日、月に飛翔するUFOに遭遇した南波六太(なんばむった)、日々人(ひびと)兄弟。二人は、「二人で宇宙飛行士になろう」と約束をした。

時は流れ、2025年、弟の日々人は約束通り、NASAの宇宙飛行士となって月に向かおうとしていた。一方、弟の悪口を言った上司に頭突きして自動車開発会社を退職(実質的には解雇)し無職となった六太。再就職も決まらず意気消沈の六太の元に、事情を聞いた日々人からメールが届く。

日々人に招待され、ジョンソン・スペースセンターに行った六太。そこには、宇宙飛行士になったたくましい姿の日々人がいた。六太は嫉妬し、夢を諦める。日々人は、そんな兄の才能を信じ挑発する。「二人で宇宙飛行士になろう」という約束を日々人が忘れたことはない。

子供の頃から、「不運に縁がある」と考えており、宇宙飛行士になった日々人に強い劣等感を抱いている六太。本当は才能があるのに、日々人の前では失敗を恐れてしまい何も出来なくなってしまう(なんでもできるスゴイ兄貴になりたかったため)。

しかし、なんでもできる人間などこの世に存在するのだろうか。六太は日々人に対する劣等感が強すぎて、かえって何も出来なくなっているように思える。

この漫画を読んで、現在様々な悩みを抱いている人も、他人と比べることより、自分にしか出来ないことや、自分らしく生きていくことの大切さを知ってほしい。六太が、宇宙飛行士を目指す過程でどのように成長していくのか期待したい。
(編集部:MAKI)

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【参照】
『宇宙兄弟』