イタリア代表のマルチェロ・リッピ監督は19日、マンチェスター・シティ移籍の噂されるACミランのブラジル代表MFカカ(26)の去就について語った。

リッピ監督は「(144億円以上と見られる)巨額オファーを前に、ACミランが惑わされるのは当然のことだ。(マンチェスター・シティのオーナー)アラビアの資本家が西洋のサッカーに魅了されて、莫大な資産を投じて理想のチームを作り上げようとしている。あくまで私個人の意見だが、カカはACミランに残留することになるだろう」とコメント。

一方、今季のスクデット(セリエA優勝)の行方については「09年に入り、インテルは白星から遠ざかっているが、スクデットの最有力候補であることに違いはない。しかし、タイトル獲得には汗をかく必要がある。また、ユベントスとACミランの動向に注意しなければならないだろう」と話した。