イングランドの名門マンチェスター・ユナイテッドを率いるアレックス・ファーガソン監督(67)も、ACミラン所属のブラジル代表MFカカ(26)獲得のため1億2000万ユーロ以上(約144億円)とも見られる巨額オファーを提示したマンチェスター・シティに対して、苦言を呈している。

 ファーガソン監督は「このオファーは間違いなく狂気の沙汰だ。アブダビ・ファミリーに代わってからのマンチェスター・シティは、富豪による潤沢な資金で新たな方向に向かっているようだ。現在のカルチョ界で、大物選手はマンチェスター・シティへと引き寄せられるようだ。今回のオファーは行き過ぎた行為であり、馬鹿げている」とコメントしている。