ほぼ5年に一度のペースで開催されているコミケットスペシャル。5度目となる2010年は「コミケでまちおこし」をテーマに、会場の誘致を自治体や観光協会に募っていた。そして16日、会場が水戸市に決定したことをコミックマーケット準備会が発表した。

 通常は年に2回開催されているコミックマーケット、通称コミケ。漫画オタク、アニメオタク、同人作家、コスプレイヤーなどが集う、熱い熱いイベントだ。その特別版と位置づけられているコミケットスペシャルは、これまでに4回開催されてきた。

 コミケットスペシャル、初めての開催はなんと1978年。一橋大学漫画研究会の協力を得て、同大学学園祭にて行われた。この6ヶ月前に四谷公会堂でもコミケが開催されているが、これはスペシャルとしてはカウントされていないようだ。2度目はおよそ20年後の1996年。ここから5年ごとの開催となり、イベントごとのテーマも掲げるようになった。過去イベントのテーマはそれぞれ「さよなら晴海!!」「リゾコミ in 沖縄」「30周年記念 24耐(!?)」と、普段のコミケとはまた違った趣で楽しめるようになっている。

 水戸市で開催されるスペシャル5のテーマは「コミケでまちおこし」。町おこしという概念からいって、開催地はもう少し僻地が選ばれると想像していた。なぜって、水戸はすでに町として興っているではないか。とはいえあれほどの大イベントを開くのならある程度のインフラはどうしても必要になるし、参加者のことも考えると妥当な線なのだろう。ちなみに、水戸市に決まったのは『総合的な理由』とのことだ。

 アニメや漫画で町おこしを、という自治体は増えている。著名な漫画家の記念館や博物館が縁の地に建造され、キャラクターの像もあちらこちらで見かけるようになった。ファン主体でのムーブメントとしては「らき☆すた」埼玉県鷲宮町の鷲宮神社や「かんなぎ」宮城県七ヶ浜町の鼻節神社などの“ロケ地めぐり”がある。自治体と漫画ファンががっちりとタッグを組む形となるコミケスペシャル5は、一体どれほどの盛り上がりを見せるのだろうか。

(編集部:三浦ヨーコ)


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【参照】
コミケ:5年に1度の「スペシャル」、開催地が水戸市に 10年3月開催