1985年発売のゲームソフト「スーパーマリオブラザーズ」の大ヒット以来、世界中のゲームファンから愛されている任天堂のキャラクター、マリオ。配管工(のちに冒険家)という肩書きながら各方面に優れた才能を発揮しており、06年に米経済誌フォーブスが発表した「架空の富豪」では総資産10億ドル(約890億円)で15位にランクインした。このときのプロフィールでは、米ニューヨーク州ブルックリン出身の23歳独身で、学歴はブルックリン工業高校卒となっている。

そんなマリオを、Xbox360向けゲーム「Saints Row 2」でリアルに再現した動画「XBOX360版スーパーマリオをプレイしてみた」が、「ニコニコ動画」などで人気となっている。バイオレンスなゲームで再現しているため、“リアル・マリオ”はかなりの極悪人だ。

この動画は、「Saints Row 2」の登場人物にマリオの衣装を着せてプレイし、字幕などを付けたもの。「スーパーマリオブラザーズ」のBGMや効果音などでほのぼのとした雰囲気になっているが、いきなり通行人に殴りかかるなどの極悪非道ぶりは、コミカルな本家マリオとは大違いだ。

また、巨大化するスーパーマリオや白衣をまとったDr.マリオのほか、「スーパーマリオブラザーズ3」や「レッキングクルー」のハンマーマリオ、「スーパーマリオランド」のマントマリオやスカイポップ号なども、さまざまな小道具やプログラムを使って再現。相棒のヨッシーは緑色のバイクで表現されている。極めつけが火炎瓶で再現されたファイアボールで、本家ファイアボールの効果音に似合わぬ威力で街中を破壊している。

クライマックスであるボスキャラ、クッパとの対決では、本家“リアル・マリオ”である実写映画「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」顔負けのアクションを展開。傷ついた“クッパ”を叩きのめすシーンに「外道すぎる」「マリオひでえ」「マリオのほうが悪役じゃないか」などのコメントが寄せられている。

その後も、「グランド・セフト・オートIV」で再現した同様の動画「GTA4 ニコが配管工に転職したようです」が投稿されており、こちらはマリオが持つ脅威のジャンプ力(設定では8メートル)や地下ステージなども再現されている。