2008年10月、グループ名を「azbil」に変更した山武は、計測・制御技術による「人を中心としたオートメーション」の追求という旗印を改めて鮮明にした。その主力事業のひとつがビルオートメーションである。即戦力となる電気施工管理技士の採用面接をリポートする。

■Part1 職務経歴、志望理由
鈴木:それでは面接を始めます。1次面接での質問と重複するところが出てくるかと思いますが、ご容赦ください。まず、今の会社でどんな仕事をしているのか。どうして当社への転職を志望するのか。この2点についてお聞かせください。

藤田:私が現在勤めている会社は農業関連のトータルプラント建設業で、建築一式工事、管工事、機械・器具設置などを行っています。私の担当業務は現場施工管理で、元請での管工事や機械・器具設置に約10年の経験があります。御社への転職を希望する理由は、将来への不安をなくすとともに給与をアップさせたいからです。農業は巷間いわれるとおりあまり状況がよくなく、将来の不安が増しました。現在の給与水準も十分とはいえず、安心して働き続けられる会社を求めています。
 御社については、前職時代から友人らにしばしば話を聞き、ある程度は知っているつもりです。私の希望にかなっていると思い、今回応募させていただきました。

鈴木:前職はFAのエンジニアリング会社ですね。そこから今の会社へ転職したのは、どうしてですか?

藤田: 新卒で前職の会社に入ったのは、新規事業で農業関連施設の自動制御も手掛けるようになるという話だったからです。ところが、5年待っても農業分野へ進出しなかったので、今の会社へ転職しました。大学で勉強した園芸の知識を農業施設づくりに生かしたいという希望が、当時はそれほど強かったということです。

鈴木:今の会社で施工管理をしている対象施設は具体的に何ですか?

藤田:私が主に担当しているのはガラス温室です。その中でも温室の環境自動制御装置、電気設備の設置工事を多く現場監督しています。

鈴木:施工現場の責任者を務めた期間はどのくらいありますか?

藤田:ここ5年から6年というところです。

鈴木:前職のFAの経験は今の仕事に生きていますか?

藤田:シーケンサーのような制御機器を扱った技術経験は、農業施設の環境制御や自動化機械のもろもろの場面で、非常に生かすことができました。前職で勉強したFA技術が今でも役立っています。

■Part2 現場監督のスキルレベル
鈴木:今の仕事では、お客様からの変更依頼がたくさん出ますか?

藤田:ええ、出ますね。

鈴木:具体的にどんな変更依頼がありますか?……

藤田:簡単なものを挙げますと、給水栓の位置を、設計図では南側になっているけど北側に作ってほしいとか、出入り口の場所を変えてほしいとか。こういう単純な変更はしょっちゅうです。

鈴木:変更を頼まれる内容によってはコスト増になり、増額を交渉しなければなりませんね。その交渉も藤田さんが直接しているのですか?

藤田:そうです。増額になる理由を説明し、追加見積もりを出します。

鈴木:しかし、すんなり了承してくれるお客様ばかりではありませんよね。交渉は苦じゃありませんか?

藤田:楽しい話ではありませんから、好きな人はいないと思います。
 しかし、交渉は避けて通れません。何度も顔を合わせて説得したり、より安価な材料で代替するなど減額対象を見つけて提案し、純増をなるべく抑えこんだ形で納得してもらっています。

鈴木:業者さんを選定する際、藤田さんが重視するポイントは何ですか?≫続きはこちら



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