昨年暮れも押し迫って浜崎あゆみ同様、転んでニュースになった宇多田ヒカル。ちょこちょこ私生活を切り売りするブログからは“激ヤセ”や精神不安がたびたび心配されている。しかし痛々しいタイトルに反し軽い生キズをつくった宇多田の顔写真は元気そうで、あゆ同様大事に至ってない様子。ファンは一安心だが・・・


目の下のすりキズの写真はいつもの宇多田よりも可愛く写っているが、数日前のブログには、「アザの出来やすい」ということで白く細い腕についてしまったアザの写真がアップされている。キズを見せたがる心理は何かのサインか。

36歳の若さで逝った飯島愛さん、離婚の寂しさから薬物に走った元光ゲンジの赤坂晃、同じく薬物所持の元AV女優の倖田梨紗、そのほか拒食症に陥る女性や、ごみ屋敷の住人まで。いま日本中に蔓延している「寂しい」の連鎖。芸能界一の「寂しい番長」といえば、やっぱり思いつくのは宇多田ヒカル。両親の不仲、離婚などのゴシップや、尾崎豊に傾倒する嗜好、作る曲や歌い方まで「寂しい感じ」が付きまとう。

宇多田ヒカルの持つ独特の「寂しさ」から作られる曲の数々は多くの人の心を包む。

日本古来の美意識わび・さびの「さび」は「寂しい」から来ている。「人がいなくなって静かな状態」である本来の「寂しい」は、心を落ち着けて美を見出すもの。どうやら宇多田の芸術性と「寂しい」は直結しているようだ。

才能ある歌姫の生の言葉をタダで頂戴できる宇多田のブログは記者やファンにとってもありがたいが、ブログは書き手を精神的に追い込む危険がある。昨年末ひっそり亡くなっていた飯島愛さんもブログでは頻繁に近況を語っていた。簡単に近況を発信できるブログは、読む人を下手に安心させ、自然と読み手の期待に会わせた内容へと意識していく。

宇多田のブログはどれだけ本心を表しているか。「大丈夫で〜す。」などとファンに向けた“空元気”を出すぐらいなら、ブログをやる意味が無い。

まさかとは思うが、生キズの原因が誰かから受けたDVだとか、激しい両親のけんかの仲裁に入って投げ飛ばされたとかだったら、それこそブログで告白してほしい。いやブログよりも警察に相談してほしい。

それは、記者のいつもの悪い癖、「余計なお世話」というやつか。

とにかく「作曲に夢中になるとピリピリする」と本来は激しい気性である事を歌謡番組で語っていた彼女。まだ若いのにあゆや沢尻エリカのような人気者娘によくある大ワガママがほとんど聞かれない。それだけ周囲に気を使って生きているのか。

楽しみを超えて自虐に走るようならブログもほどほどがいいだろう。
涼風真世のブログのようにシュールで大雑把なぐらいがいいのではないか。

(編集部: クリスタルたまき)

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