28日放送のTBS系「サンデー・ジャポン」。司会の爆笑問題・太田光の飯島愛さんについてのコメントは衝撃的だった。太田は、日曜日の朝の楽しい空気を壊さないように、日本テレビの「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」で見せるような激しい感情をぶつけるトークは『サンジャポ』では極力押さえている。そこに、飯島愛は太田の真意に迫るような視線を向けたという。

意外だ。いつも和やかに見えた「サンデー・ジャポン」の中で、太田と亡くなった飯島愛さんとの間にそんなやりとりがあったとは。

「この番組ではあまり自分の思っていることを言わないと決めていたんだけど(愛ちゃんは)『本当のこと言えよ』みたいな嫌なところを付いてくる。中途半端な、受け流すことを許してくれない。」と涙を浮かべコメントする太田。

いつもくだけたイメージの彼女の視線の先にそんな強さがあるとは、視聴者はまったく気が付かなかったのではないか。

『サンデージャポン』での愛さんは、エイズ予防啓発での真剣な取り組みや、他の番組では見せない本心について度々語っていた。キャラクター上、心の奥に眠る熱い信念を思うように発言できない苦しさを彼女は一番良く知っていたのかもしれない。

太田の発言がぬるいと、その度に
「お前の思いはその程度か?本当のこと言えよ!!」と鋭い飯島愛の視線が太田に詰め寄った。高視聴率をたたき出し、最近では皆が容易に自身のスタイルを受け入れてくれる太田にとっては恐い存在だったようだ。

一方で、かつて番組内で愛さんは、「太田さんは、エレベーターの中で二人っきりになってもは何もしゃべってくれない。」と、意外な心境を洩らしていた。

番組初めにテリー伊藤が「本人は亡くなった事にまだ気づいていない。」と話し、終盤では高橋ジョージが睡眠の為に薬を飲むのは愛さんだけじゃないという内容のコメントをした。皆、彼女のさみしい最期を認めたくないようだ。

いずれにしても、愛さんは、毎週日曜の朝の人気番組で家族のような出演者に囲まれ、幸せだったのではないか。

(編集部:宇佐木野ミミ)

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