AQインタラクティブがXbox360向けに発売を予定していたアクションRPG「クライオン」が、発表から3年の時を経て、開発中止となることが明らかになった。「クライオン」はスクウェア・エニックスの「ファイナルファンタジー」シリーズのスタッフが手がける作品として、タイトル発表時に注目を浴びた作品だ。

「クライオン」の制作に携わっていたのは、「ファイナルファンタジー」の生みの親で、現在ミストウォーカーの代表を務める坂口博信氏や、「ファイナルファンタジー」の音楽を手がける植松伸夫氏など。この両氏を中心に、プレイステーション2向けソフト「ドラッグオンドラグーン2」など、アクションゲームが得意な開発会社として知られるキャビアが手を組むという、大作感溢れる作品だった。

2005年12月20日のタイトル発表時には、坂口氏も発表会に登壇。「アクションRPGを作るのは、私個人としては実は初めて」「プレーヤーが画面で体験した出来事に、思わず涙してしまうような瞬間を込めて行きたい」と、意欲を語っていた。

開発中止に至った理由をAQインタラクティブは、「現在の市場環境と今後の見通しを勘案し、タイトルラインナップを精査した結果、プロジェクト中止の判断に至りました」としている。

☆「クライオン」のストーリー(公式サイトより)
悲しい涙、うれしい涙、そして再会の涙…。切なさを漂わせながらも凛とした少女“サリ”の冒険の旅が、今始まる。そして、彼女の持つ小さな“ボグル”が物語の鍵を握ることに…。