ライブレポート：木村カエラ、2年連続「オンナク祭オトコク祭」を開催

　2007年12月、東京・LIQUID ROOM ebisにて2日間に渡り自主企画イベント「オンナク祭オトコク祭」を開催した木村カエラ。2007年に引き続き、2008年も2回目となる木村カエラ企画・主催のライヴイベント「オンナク祭オトコク祭」が12月18日と19日、同じくLIQUID ROOM ebisにて開催された。

　18日の“オトコク祭”にはASPARAGUS、Kowloon、toe、BRAZILIANSIZEが出演。翌19日の女性客限定“オンナク祭”にはSalyu、HALCALIの他、今年のSUMMER SONICにも出演しクラブシーンを賑わしているフランスのアーティストYelleも出演。カエラがリスペクトしてやまない豪華なアーティストが集結した。

　「昨日はオトコくさかったよー」とカエラが語る“オトコク祭”翌日、“オンナク祭”ではトップバッターのHALCALIが揃いの振り付け＆掛け合いでポップでキュートな“It' sParty Time〜”を演出。続く2番手にはSalyuが全身全霊を込めた歌を届けて会場を温め、3番手のYelleがエレクトロ＆フレンチHIP HOPのダンスチューンでフロアライクな圧巻のステージを披露した。カエラもステージ横で「超楽しい!!」と一緒になってその様子を見ていた。

　「キャー！」と女子たちの黄色い声援を浴びながらトリで登場したカエラは「トゥリルトゥリルリカー」「STARs」「リルラリルハ」で観客を踊らせ、「リルラリルハ」では歌い出しを間違えてしまうハプニングも飛び出し、場内は女子ならではの熱気で満たされた。久々となる「Sweetie」、2009年1月28日に発売される新曲「どこ」をいち早く披露した後、怒涛の後半は「マスタッシュ」「BEAT」「Yellow」でアゲまくり。アンコールは「Jasper」「Magic Music」で狂喜乱舞状態へと突入。そんな女子たちを前に、カエラも愛おしそうなスマイルを浮かべ「また来年もやろうね、必ずね。また会いましょう！」と来年の開催を約束し、たくさんの投げキッスでイベントを締めくくった。

　今年も帰りには「みんなのことを思いながら作りました」というカエラからのX'masプレゼントが配られ、X'mas恒例イベントと化しそうな予感も。

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