噂の電子タバコ『mismo(ミスモ)』を試してみた。
2008年12月20日13時00分 / 提供:Techinsight Japan

リラクゼーションアイテム『mismo(ミスモ)』をご存知だろうか。この『mismo(ミスモ)』は今年10月下旬から一部先行販売を開始し、11月中旬より全国販売がスタートしたばかりの新製品。にも関わらず、発売するやいなや多くのメディアで取り上げられ、あっという間に生産が追いつかない状態となっている人気商品でもある。

素数株式会社が立ち上げた新ブランド、「NICOLESTYLE(ニコレスタイル)」とは、喫煙する人・しない人それぞれに喜んでもらえる、喫煙具でも禁煙具でもない新しいスタイルを提供していくブランドだ。第一弾となる『mismo(ミスモ)』はニコチン・タールが全く含まれていない、いわゆる電子タバコ。記者は非喫煙者であるため、電子タバコの存在は知らなかったのだが、どうやら海外では『タールや一酸化炭素等が発生せず副流煙で他人に迷惑をかけない』というところでタバコの代替品や禁煙プログラム用に用いられている商品のようだ。
この『mismo(ミスモ)』は、禁煙をしているけれど口さびしい。飴やお菓子などのカロリーを摂取しないで気分を落ち着かせたい・リフレッシュしたいという人向けの商品で、ニコチン・タールは一切含まれていない。その代わり、コエンザイムQ10とビタミンCといった美しさを気にする女性なら見逃せない成分が含まれており、フレーバーもリフレッシュに最適なグレープフルーツとミントの二種類が用意されている(12月現在)。

ここまでの文章を読むと、市販されているパイポのようなものをイメージしてしまうが、『mismo(ミスモ)』は吸引時に発生する水蒸気が擬似的な喫煙状況を作り出すため、「禁煙をスタートしたけれど続けるのが大変」、「何かを口にしていないと落ち着かない」、「肺まで吸い込んで吐き出すのという一連の流れを体感したい」、という人にいままさに大ウケなのだ。

動画はこちらから
さて、この『mismo(ミスモ)』商品化のきっかけはなんだったのだろう。素数株式会社の小幡氏にお話を伺った。
「当社の代表取締役である足立が展示会で中国へ足を運んだ際に、様々な種類の電子タバコを目にしたことがきっかけでした。現在はタバコの増税は止まっていますが、今後また増税されていくというのは既にニュースなどを通して周知の事実です。また、喫煙に関しては本人だけでなく周囲の人にも害があるものだという認識が浸透し、喫煙行為そのものも肩身が狭くなっています。火をつけるタバコを吸えなくなったときに、その方々が擬似喫煙具として手を出せるようなアイテムとして提供できたらいいのでは、というのがきっかけですね。従来の電子タバコは中国製で、安価なものから高価なものまでと幅広い価格帯のある商品ですが、安価なものは商品の品質に疑問があるものも多く、かといって高価すぎると一般のユーザー様が手を出せません。素数株式会社では確かな品質を維持し長く使用していただけて、且つリーズナブルなお値段になるよう、努力をさせていただきました。また、従来の電子タバコは不味いものが多いのですが、『mismo(ミスモ)』はとても美味しいですよ(笑)」
在籍する20名の社員のうち7割が女性という素数株式会社では、喫煙者は社員全体の9割を占めるそうで、仕事中にベランダへ出たり、所定の場所へ移動して喫煙をするという行動は、仕事の効率を下げるという認識を持っていたとのこと。結果的には、残り1割の非喫煙社員の声を形にしたのが『mismo(ミスモ)』など「NICOLESTYLE(ニコレスタイル)」の提案へ繋がったということのようだ。ちなみにこの『mismo(ミスモ)』社内でも人気のようで、今までタバコを吸っていた社員が『mismo(ミスモ)』に切り替えている姿も多いのだとか。
記者も早速『mismo(ミスモ)』を体験してみた。
従来のタバコと比較すると、長さはロングタイプとほぼ同じで、太さは気持ち太い程度だ。フィルター部は交換カートリッジになっているため、フィルター部を噛むクセがある人にはちょっと硬すぎるかもしれないが、記者は特に硬いという感じはしない。口にくわえて息を吸い込むと、清涼感溢れるフレーバーと水蒸気の煙が口の中に流れ込んでくる。この水蒸気はフィルター内の水分と空気中の水分を取り込んで変霧器で変換しているというが、口の中ではちゃんと煙の味というか煙が入ってきているという感じがする。肺まで吸い込むということが上手くできなかったが、それでも“吸っている”感触は感じ、実際に煙が発生していることで視覚的な満足感も得られる。また、フレーバーの香りも思ったほど強くないため、周囲に香りを強制しないのもポイントだ。また、飴やガムを口にするときと違って、口の中がべたべたしたり変な後味や口臭が残ることもないのが嬉しい。通常、喫煙すると減少するといわれるビタミンC、お肌に良いとされるコエンザイムQ10が配合されているのもポイントだ。
全国発売からまだ一ヶ月程しか経過していない『mismo(ミスモ)』だが、各メディアでの注目・東急ハンズでの一週間の売り上げ第3位にランクインなど、あっという間の拡がりに素数株式会社のスタッフも驚いているという。当初は、2009年の四月頃を目標に浸透を目指していたというが、経済の不安定や喫煙者の肩身が狭くなっている昨今を考えると、この拡がりは当然の反応なのかもしれない。ダウントレンドとなっている喫煙具だが、『mismo(ミスモ)』登場によって新しい擬似喫煙スタイルがトレンドになりそうな気配だ。
海外では禁煙プログラムに用いられていることもあるという電子タバコ。しかし、その禁煙療法については疑問の声も上がっている。喫煙をしている人の中にはニコチン依存となっている人もおり、そういった喫煙者が禁煙するためには徐々にニコチンの量を減らしていく必要がある。残念ながらこういった方には『mismo(ミスモ)』は不向きだが、同じ「NICOLESTYLE(ニコレスタイル)」シリーズとして発売されている第二弾『Chefre(チェフレ)』ならどうだろう。ハーブを原材料として作られたこの『Chefre(チェフレ)』は、タバコの先端につけて吸うだけというプロセスも価格もお手頃なシガレットフレーバー。『Chefre(チェフレ)』を先端につけたタバコを吸うと、一酸化炭素やニコチン・タールの量を軽減でき、マンゴー・グレープフルーツ・ペパーミントの三種類からフレーバーが選べるこの商品。タバコはやめられないけど、出来るだけ自分の体や周囲への負担を軽減したいという方、禁煙への足がかりとしたい方は試してみてはいかがだろう。



従来の電子タバコと異なり、フレーバーという要素を持っている『mismo(ミスモ)』だが、今後はユーザーの意見も取り入れながら様々なフレーバーを提供する予定という。2009年4月には新しい機能も兼ね備えたカートリッジも販売予定というが、残念ながらこの“新しい機能”については企業秘密ということで明かしていただくことは出来なかった。しかし、かなり期待できる機能のようなのでユーザーは楽しみにして欲しい。また、期間限定のフレーバーなども検討しているというので、「このフレーバーが欲しい!」というあなたの声も反映されるかもしれない。ちなみに、今流行のローズフレーバーについては既に検討済みで、非常にまずかったという。
『mismo(ミスモ)』は黒・白・ピンクと3色のカラーバリエーションはあるものの、従来のタバコに似せたシンプルな外見。そのため、素数株式会社ではユーザーが個々に『mismo(ミスモ)』を飾ることでオリジナリティを出して欲しいと“デコミスモ”を提案している。こちらは、市販されているビーズやラインストーンなどを使って『mismo(ミスモ)』を飾るというもので、ユーザーが好みに応じたパーツで自由に飾ることで、自分だけのデザインが施されたオンリーワンの『mismo(ミスモ)』を携帯できる。あくまでユーザーが自由に楽しんで欲しいということで、キットなどの販売予定はないというが、既にユーザーから写真が送られているそうで、今後は広く公募をしてコンテストをしてみたい、というお話もあった。ネイルアーティストならぬ『mismo(ミスモ)』アーティストとして、あなたのセンスを魅せるチャンスが生まれるかもしれない。

また、『mismo(ミスモ)』の企画段階にはシリーズ展開に繋がる案も多く出されたそうで、今後はより実用性が高いアイテムを提供していくという。現在はバッテリーのもちの関係上この太さが限界だという『mismo(ミスモ)』だが、社内では太さや長さ・外観などについて新しい意見や提案も多く出ており、今後も改良を重ねていく予定なのだとか。記者が喫煙者に体験してもらったところ、吸い口のフィルター部がもう少し軽く吸い込めれば、という意見が出ていたのでこういった部分の改良がなされていくことも期待したい。
火をつけて吸うタバコは、喫煙者の体への悪影響・周辺にいる人にも副流煙で被害が・歩きタバコやタバコのポイ捨て・ついつい寝タバコをしてコゲをつくったりボヤ騒ぎに・・とマイナスの印象が多いが、『mismo(ミスモ)』なら体に良い成分を取り込みながら擬似喫煙を体感でき、リフレッシュも可能だ。「『mismo(ミスモ)』どう?」「『mismo(ミスモ)』してる?」が合言葉になりそうなこのアイテム、これからのトレンドに乗り遅れるまえに是非お試しあれ。
【関連サイト】
・『mismo(ミスモ)』
・「場所を選ばずスッパスパ!」『mismo(ミスモ)』動画はこちらから
・素数株式会社
・『Chefre(チェフレ)』
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