もう試した?ユニクロ「ヒートテック」
ユニクロの高性能なアンダーウェア(肌着)、「ヒートテック」が大人気だ。
ヒートテックは、ユニクロと東レが共同で開発したインナーウェア。
身体が発する水蒸気を吸収して、素材そのものが発熱&保温を行うという優れもの。これまで似たような機能をもつインナーウェアはヒートテック以外にも存在していたが、どれも数千円〜と割高だったのに対し、ヒートテックは790円、1000円、1990円などという手頃な値段だ。
さらに画期的なのは、洒落っ気とは無縁だった「インナー」というジャンルに、カジュアルなデザインを採り入れたこと。上半身用と下半身用があり、カラーリングはもちろん、上半身用にはクルーネックにVネック、タートルネックといったバリエーションを用意している。
これが大当たりして全国のユニクロ店舗で品切れが続出し、現在でも品薄が続いているという。
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ヒートテックの2008年バージョンが発売されたのは2008年10月下旬だが、そこからブログの話題量もうなぎ登り。やはり「買った」「買えなかった」というコメントが多いようだ。
- 「ヒートテック目当てで黒山の人だかり…」
- 「何件もユニクロ通ってやっと2枚ゲット」
- 「欲しい色がなかなか手に入らない」
そうかと思えば「また買っちゃった。今年はもう8枚目」といったように、大量に買い込んでいる人もかなりいる。
実際に着てみた感想では、ほとんどの人が満足しているようだ。
- 「着心地いいし本当にあったかい♪もう手放せません!!」
- 「超〜寒がりの私はヒートテックを2枚重ねて着てます」
- 「何枚も重ね着しなくてもよくなった。これが一番うれしい」
しかし一方で、ヒートテックが自分のスタイルにフィットしないという人も。特に「身体の水蒸気を吸収して…」というヒートテックの特徴がポイントのようだ。
- 「大汗かきの自分にはいまいち。汗で冷たくなる」
- 「たくさん汗をかくスポーツのときには向かないかも」
MENSのヒートテックは吸汗性と速乾性も高いと言われているが、汗っかきの人やスポーツシーンには、かえってマイナスになることもあるようだ。「汗を吸収して暖かくなる」→「暖かいからもっと発汗」→「通気と乾燥が追いつかなくて冷たくなる」と、悪循環になるらしい。
とはいっても、ヒートテックの暖かさに多くの人が満足しているのは確か。使い方しだいでは、ただのインナーでは終わらなさそうだ。
冬本番を迎えるこれから、まだヒートテックを未体験の人は、一度は試してみるとよいだろう。
(林利明)
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