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若者の妊娠率は「異性愛者より同性愛者のほうが高い」、カナダの調査。

欧米の社会問題でよく取り上げられるのが、10代の若者による妊娠。米国では、過去20年近くに渡って減少していたその件数が、最近また増加してきたとして、ふたたび問題視する声が上がっています。

さて、米国のお隣の国・カナダでも、なんとかティーンの性の乱れを食い止めようと、彼らに関するいろいろな調査が行われております。先日ブリティッシュ・コロンビア大学の研究グループが発表した若者を対象とした調査では、なんとも興味深い結果をはじき出しました。

ブリティッシュ・コロンビア州在住の中学生および高校生、約70,000人を対象に、1992年、1998年、そして2003年に行ったアンケートでは、「妊娠したことがある」または「妊娠をさせたことがある」という質問をしています。その回答を集計したところ、同性愛者のティーンと、そうでないティーンの間では、結果に違いがあることが判りました。

普通に考えると、違いがあるのは当たり前のことです。なぜなら、異性間での性交渉でしか妊娠することはありえませんから……。ところが驚くことに、妊娠の確率は、なんと同性愛者の方が高かったのです。

たとえば1998年の女子のアンケートでは、ティーンの同性愛者の7.3%と、バイセクシャルの10.6%が「妊娠した経験がある」と回答。異性愛者の回答が1.8%ですから、かなりの開きがあります。さらに同年調査の男子では、同性愛者が9.6%、バイセクシャルが11.6%、そして異性愛者が1.5%という結果に。

この予想とはかけ離れた調査結果。考えられる理由として、研究グループは、

「自分のセクシュアリティを否定しようと、異性との性交渉を選ぶのでは?」

と分析しています。

実際、妊娠に関わったことのある同性愛者(およびバイセクシュアル)の間では、自身の性に対して差別的な扱いを受けたことがある、とした回答者が多かったそう。差別が彼らを傷つけ、自暴自棄な行動に走らせているとしたら、悲しい事実です。なにはともあれ、同性愛は多感な世代の彼らに対して、大きなスティグマであることが伺える結果となりました。

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