女性
裁判傍聴っておもしろい!?【独女通信】
2009年01月05日14時00分 / 提供:独女通信
傍聴が趣味という千原ジュニアがテレビで、「若手の頃、彼女を傍聴に連れて行くと、どんなに乗り気でなかった女性も『次はいつ?』と言ってくる、裁判所はタダで楽しめる最高のデートスポット」と話していた。以前から裁判傍聴は気になっていたこともあり、どこがそんなにおもしろいのか知りたくて、行ってみることにした。
裁判は、原則、誰でも傍聴できる。といった程度の知識しかもたずに、東京・霞が関の裁判所へ向かう。入り口で、飛行機の搭乗口で行うような荷物チェックとボディチェックを受けて建物内へ。周囲の人にならって、受付カウンターのようなところに置いてある当日の裁判の予定表(開廷表)をながめる。
パラパラとめくり「殺人・死体遺棄」という言葉につられて、その法廷にいってみた。手錠をかけられて入ってくる被告人、裁判官の被告人に氏名や年齢などを聞く人定質問、黙秘権の告知など、生で見る初裁判はそれだけで好奇心全開なのだが、そこは高等裁判所。高裁は、1審を経ているため、1回目公判だったが、何を争点とするかなどが確認されただけで、事件の詳細を知ることなく終了。裁判官・弁護士・検察官が手帳を広げて、「この日はどうですか」などとスケジュールを確認しあい、次回開廷日を決めて閉廷となった。
初回に、傍聴するなら地方裁判所ということを学んだが、その後数回法廷に足を運んで知ったことと、傍聴経験のある筆者の友人たちから聞いたいくつかの傍聴ポイントを紹介したい。
刑事裁判のプロセスを知るなら、覚せい剤取締法違反、道路交通法違反、出入国管理及び難民認定法違反などを見よう。事実関係が単純で、1回の裁判で、冒頭手続き、証拠調べ手続き、弁論手続き、その場で判決まで行ってくれることがあるからだ。上記の罪状で、開廷時間が30分〜1時間の新件は、こうしたケースが多いようだ。
強制わいせつ罪や殺人罪など傍聴者が多い裁判は、早めに法廷へ。ほとんどの裁判は傍聴席がガラガラで、傍聴券を配る裁判というのはまれなケースといえる。ただし、強制わいせつ罪など興味をもつ人が多い裁判は、時間ギリギリに行くと入れないこともある。ちなみに、傍聴は立ち見禁止。
尋問はできるだけ最後まで聞こう。尋問は、つまらないと感じることもある。ここで出てしまうのもありなのだが、その後に起こるかも知れない、証人の答えがあやふやになっていく展開をみのがしてしまうおそれがある。グッとこらえて最後まで聞くようにしよう。
友人たちは「検察官が『異議あり』と言ったり、論告中に、『検事さんよ〜』と被告人が勝手に大声でしゃべり出して、裁判官に注意されるなど、どこかで見たようなシーンに出会うと、最初のころはそれだけで感激した」
「繰り返しに思える質問から、弁護士は何を引き出そうとしているのか想像しながら聞くと楽しい」
「恐喝の証拠として、録音された電話の会話を延々と聞かされたときは、裁判官も大変だなと思った」
などとも語ってくれた。
筆者も「その後の展開が気になって次回公判にも行きたくなるし、判決も気になるから、できるだけ見に来ようと思ってしまう」という、後を引くおもしろさにはまった一人だ。
裁判は平日なので仕事をもつ独女は簡単にはいけないかもしれないが、他人の人生の濃密な一コマに触れられる傍聴を体験してはいかがだろう。(オフィスエムツー/オオノマキ)
■関連リンク
・裁判所
■独女通信の本が発売になりました!
反恋愛主義―婚活時代に幸せをつかむための、傾向と対策 - amazon
<マンガ>独女通信の書籍作りの裏側を見てきました - 書籍制作の裏話レポート
裁判は、原則、誰でも傍聴できる。といった程度の知識しかもたずに、東京・霞が関の裁判所へ向かう。入り口で、飛行機の搭乗口で行うような荷物チェックとボディチェックを受けて建物内へ。周囲の人にならって、受付カウンターのようなところに置いてある当日の裁判の予定表(開廷表)をながめる。
パラパラとめくり「殺人・死体遺棄」という言葉につられて、その法廷にいってみた。手錠をかけられて入ってくる被告人、裁判官の被告人に氏名や年齢などを聞く人定質問、黙秘権の告知など、生で見る初裁判はそれだけで好奇心全開なのだが、そこは高等裁判所。高裁は、1審を経ているため、1回目公判だったが、何を争点とするかなどが確認されただけで、事件の詳細を知ることなく終了。裁判官・弁護士・検察官が手帳を広げて、「この日はどうですか」などとスケジュールを確認しあい、次回開廷日を決めて閉廷となった。
初回に、傍聴するなら地方裁判所ということを学んだが、その後数回法廷に足を運んで知ったことと、傍聴経験のある筆者の友人たちから聞いたいくつかの傍聴ポイントを紹介したい。
刑事裁判のプロセスを知るなら、覚せい剤取締法違反、道路交通法違反、出入国管理及び難民認定法違反などを見よう。事実関係が単純で、1回の裁判で、冒頭手続き、証拠調べ手続き、弁論手続き、その場で判決まで行ってくれることがあるからだ。上記の罪状で、開廷時間が30分〜1時間の新件は、こうしたケースが多いようだ。
強制わいせつ罪や殺人罪など傍聴者が多い裁判は、早めに法廷へ。ほとんどの裁判は傍聴席がガラガラで、傍聴券を配る裁判というのはまれなケースといえる。ただし、強制わいせつ罪など興味をもつ人が多い裁判は、時間ギリギリに行くと入れないこともある。ちなみに、傍聴は立ち見禁止。
尋問はできるだけ最後まで聞こう。尋問は、つまらないと感じることもある。ここで出てしまうのもありなのだが、その後に起こるかも知れない、証人の答えがあやふやになっていく展開をみのがしてしまうおそれがある。グッとこらえて最後まで聞くようにしよう。
友人たちは「検察官が『異議あり』と言ったり、論告中に、『検事さんよ〜』と被告人が勝手に大声でしゃべり出して、裁判官に注意されるなど、どこかで見たようなシーンに出会うと、最初のころはそれだけで感激した」
「繰り返しに思える質問から、弁護士は何を引き出そうとしているのか想像しながら聞くと楽しい」
「恐喝の証拠として、録音された電話の会話を延々と聞かされたときは、裁判官も大変だなと思った」
などとも語ってくれた。
筆者も「その後の展開が気になって次回公判にも行きたくなるし、判決も気になるから、できるだけ見に来ようと思ってしまう」という、後を引くおもしろさにはまった一人だ。
裁判は平日なので仕事をもつ独女は簡単にはいけないかもしれないが、他人の人生の濃密な一コマに触れられる傍聴を体験してはいかがだろう。(オフィスエムツー/オオノマキ)
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