12月6日(土)横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD GP2008 FINAL』。決勝戦では、同GPの優勝候補であり、次世代のスターとして、大プッシュを受けていたバダ・ハリがまさかの暴走。対戦相手のボンヤスキーに対し、思うように試合を進められない苛立ちから、転倒したボンヤスキーへパンチを浴びせ、さらには顔面踏み付けという悪質な反則攻撃を敢行。この行為で失格となり、熱戦が続いた同GPのラストを前例なきバッドエンドで締め括ったのだった。

解説席では魔裟斗も怒りを露にし、「1年間出場停止になってもおかしくない」と発言、納得できないファンの溜飲を少なからず下げたが、そのメインでレフェリーを務めた角田信朗氏も同様、その怒りを自身のブログにぶつけたのだった。

「情けないなぁ。」という書き出しで始まった角田のブログでは、「何が≪CHANGE≫だよ。K-1を変える前に、お前がまず変われ」と辛辣なコメント。「格闘技は、否、格闘技だからこそ、こんな腐った世の中で、別に聖人君子たれとは言わんが、社会をリードしていかなきゃいけないのに」、「人間としての、スポーツとしての尊厳がない」と、その想いを明かした。

それでも、「俺はまだまだ修行の足りないああいう奴にK-1のチャンピオンを名乗らせずに済んでよかったと思ってるよ」と綴る角田は、「16年K-1に携わってきて、色んな事があったけど、こんなに後味の悪いのは初めてだ」と締め括った。