子供時代の夢が実現！未来を感じる電化製品ランキング
■子供のころに夢見た、未来の電化製品は？
自動でお掃除してくれる掃除機や薄さ3mmの有機ELテレビ、テレビも見られる携帯電話……ふと見回してみると、身の回りには幼いころは夢のようだった家電製品がいっぱい。そこで今回Ｔｅｃｈ総研では、25歳から39歳までのエンジニア300人を対象に、「子供のころの夢が、現実の製品となって感動した電化製品」をアンケート形式で聞いてみた。なお、アンケートでは乗用車などの乗り物は除き、家庭用として使用される電化製品を回答の対象とした。
自動化が進む白物家電、携帯やテレビなど、話題性が高く進化し続ける娯楽家電。さまざまな家電製品はあれど、エンジニアが子供のころに憧れを抱き、そして現在、実際に製品化して衝撃を受けた家電は一体何だろう。
ダントツの第一位に輝いたのは携帯電話。電話といえば、小さいころはダイヤル式の黒電話だったエンジニアも多いのでは。そんな懐かしの電話機も今は昔。現在は、小型の携帯型電話機をほとんどの人が持ち歩き、しかもその携帯電話は通話機能だけでなく、テレビが見られて、支払いができて、現在地の確認ができて、さまざまな情報が引き出せるように。現在の携帯電話は、まさに子供のころ思い描いた、「未来社会の道具」といえるのではないだろうか。
★ 当時トランシーバーでさえ未来を感じていたのに、小型で通話ができるところ。そして、夢見ていたときには考えもしなかった、情報閲覧や骨電動、きれいな液晶もついた上に、いちばん意外だったのが普及したこと。（29歳 男性 システム開発（マイコン・ファームウェア・制御系））
★ どこでも音楽が聴けたり、テレビを見れたらいいなぁと小さいときに思っていたけど、最近ワンセグ付き携帯電話で実現しているのでちょっと感動。（34歳 男性 システム開発（マイコン・ファームウェア・制御系））
★ 戦隊ヒーローものの、通信できる腕時計に子供のころ憧れた。最初に携帯を持ったときは、無駄によく電話をかけたものだ。しかし、そんなものに行動を支配されようとは夢にも思っていなかった。（31歳 男性 システム開発（Web・オープン系））
★ 当時はハンディタイプの無線機ですら免許と免状を必要とし、しかも通信距離は半径2km程度……。これが免許もないのに全世界と通話ができることに感動した。（34歳 男性 回路・システム設計）
■第2位 家庭用ゲーム機
第二位は、家庭用ゲーム機がランクイン。ゲームの場合は、世代によって感動するポイントが大きく二つに分かれた。子供時代は、ゲームといえばアーケード版がメインだった30代後半エンジニアからは、「自宅でできるようになるなんて！」と、ゲーム機がコンシューマ向けになったことへの感想が多く、それよりもう少し若いファミコン世代のエンジニアからは、無線コントローラーやオンラインに対戦など、ゲーム機の機能の著しい進化についての声が多かった。
★ 任天堂ファミリーコンピュータが発売されたとき、ゲームセンターと同じゲームが家庭のTVで楽しめたことに未来を感じていたのに、ネットワーク経由で家庭に居ながらユーザ同士が対戦したり、コミュニケーションが取れることに感動した。（38歳 男性 運用、監視、テクニカルサポート、保守）
★ RPGの主人公になって、実際に剣を振り回して敵を倒していくゲームがあったらいいなと思っていたのが、実現した。（26歳 男性 運用、監視、テクニカルサポート、保守）