出版数が少なかっため高価になった本や歴史的価値の有る本など、古い本で高価なものは多くありますが、最初から価格が10万ユーロ(約1200万円)という高価な本が出されて、ニューヨーク公立図書館に運びこまれたそうです。

1冊1200万円となると、本を集めるのが好きな人でもなかなか手を出しにくいと思いますが、どのような本なのでしょうか。

詳細は以下から。Pictured: The world's most expensive new book at 84,000 | Mail Online

気軽に触ることがためらわれる本の表紙


この本はミケランジェロの人生や作品について書かれていてタイトルは「Michelangelo. La Dotta Mano」。ピカソが紙を買うために行ったこともあるという、イタリアでも最古の歴史がある製紙工場で印刷し、装丁にはビロードと大理石が使われています。本のプロデュースをしたのは、イタリアでアートに関する本を出版しているFMRの代表取締役・Marilena Ferrariさん。Marilenaさんはアートに関する本を出しているFMRの代表取締役であるMarilenaさんは「この本は挑発のつもりです。紙媒体の本はインターネットによってダメージを受け続けていて、アイデンティティーが失われている。これはインターネット版の焚書だ」と語っています。

ルネッサンス時代の技法が使われており、製作には6ヶ月かかっているそうです。


バチカン博物館のディレクターであるAntonio Paolucciによるエッセイも書かれているとのこと


「Michelangelo. La Dotta Mano」はプラド美術館やボローニャの町にも寄贈され、ニューヨーク公立図書館では価格もさることながら、サイズが大きく重量は28kgもあるため購入者は限られそうなのですが、ヨーロッパなどですでに20冊以上が売れているそうです。

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