2008年11月場所では、白鵬と同点優勝。敗れはしたが、横綱との優勝決定戦は、白熱の好勝負を繰り広げたモンゴル出身力士・安馬。26日には、11月場所の相撲内容が高く評価され、満場一致で大関昇進が決定、四股名も安馬から日馬富士(はるまふじ)へと改めた。

2006年には父親を交通事故で亡くしている日馬富士にとっては、亡き父に捧げる大関昇進。四股名には、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱・旭富士)譲りの“富士”を用い、新たな相撲道を歩み出す。

そんな新大関が、TBS系列朝の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」に生出演。モニター越しではあったが、司会のみのもんたや出演メンバーとともに喜びをわかちあった。

「おめでとうございます」。みののハイテンションな一言で始まったインタビュー、日馬富士は「お陰様で美味しいお酒を飲ませて頂きました」と喜び、大関昇進については「(大関は)遠い遠い神様の様な存在だった。もっと強い大関になりたい」と意気込みをみせた。

新たな四股名“日馬富士”について、みのは「“(親方が)俺の富士を取れ”って言った?」と、その由来を問うと、日馬富士は「いや、そんなことはない」と苦笑いを浮かべながらも、「大関に相応しい名前にと(親方と)一緒に考えた」と明かした。

また、みのは「今年一年、(相撲界は)色んなことがあった。でも、日本の相撲界は凄い、素晴らしいって見直されましたよ」と日馬富士をべた褒め。朝青龍問題など、最近では相撲界への苦言が絶えることのなかった東京相撲記者クラブ会友・杉山邦博氏も、「(11月場所の日馬富士は)一番も逃げなかった。15番真っ向勝負をした。本当に褒めてあげたい」と、いつになく上機嫌で嬉しそうに語った。

久しくなかった相撲界の明るい話題。終始喜びに満ち溢れていたみの&杉山氏は、「来年の名古屋場所以降くらいには、(日馬富士も)横綱に・・・」と調子にのる場面もあったが、インタビューの後半では、大関になると両国国技館の地下駐車場に駐車が許されるようになることから、「車はどうします?」と質問したみのに、日馬富士は「ごっちゃんです」と見事な返答。乗りたい車については「レクサスです」と答えた。

それでも、最後は朝青龍に触れない訳にもいかず、みのは来年初場所における朝青龍の印象を杉山氏に求めるや、杉山氏は一転険しい表情となり、「出てきても厳しいと思います」とピシャリ。「よほど根性入れ換えてやらないと」と述べたのだった。