アーセナルのフランス代表DFウィリアム・ギャラスが、キャプテンマークを剥奪されたと、フランスのメディアが21日に報じた。
 フランスフットボール誌のウェブサイトはまた、ギャラスは22日のマンチェスター・シティ戦のメンバーからもはずれたと報じている。
 これについてアーセナルはコメントを求められたが応じていない。

 ギャラスは21日の英国の新聞で、今シーズンのチームの不安定な戦いぶりについてメンバーのやる気を問う以下のような発言をして、論議を呼んでいた。
「4−4で引き分けたトッテナム戦のハーフタイムで問題があった。僕には、『そういう問題は、ハーフタイムじゃなくて試合後に解決しようぜ』としか言えなかったよ」
「何人かの選手がキャプテンのところに、ある選手について不平を述べにきたら、試合中にその選手に声をかける。ところが、その選手が我々を侮辱するようなことを言うんだ。どうしてそうなるのか理解できないよ」
「僕らには戦う勇気が足りない。僕らは兵士になる必要があるんだ。チャンピオンになるには、毎週末、厳しい戦いをしなければならない。我々との対戦を恐れていないチームと対戦しなければならない。彼らは我々のホームで戦うことは恐れていない。これはアーセナルにとって危険な状態だ」

 ギャラスはティエリ・アンリがバルセロナに移籍した昨季始めに、キャプテンに任命された。