「一生、独身でいい」と悟りを開く瞬間【独女通信】
2008年12月01日14時00分 / 提供:独女通信
独身女性の友子さん(36歳)は、20代の頃「いつかそのうち自分も自然に結婚できる」と、根拠もなく確信していた。30歳になり、半分本気で「今年の目標は結婚で〜す(笑)」と周囲に宣言。ところが35歳を過ぎたころ、そうした気持ちに変化が芽生えた。「結婚は面倒くさい。私は一生ひとりでいいや!」と。
株式会社マクロミルが公開しているインターネットリサーチ「未婚女性1000人に聞いた結婚観」よると、結婚を焦り始める年齢のピークは30歳(15.8%)でその次が28歳(9.7%)、反対に結婚をあきらめる年齢は40歳(18.4%)と35歳(15.1%)が高い率を占めている(2006年8月調査)。冒頭の友子さんの心情は、ほぼこの調査結果に一致。なぜ、独身女性はAround40に突入すると結婚への情熱がパタッと冷めてしまうのだろうか? 友子さんの例で考えてみたい。
■理由その1:お金に不自由しなくなりました
じつは友子さんは最近、昇進して給料がアップ。年収は600万円台にまで引きあがった。
「今は賃貸暮らしですが、シングル用のマンションの頭金程度なら、あと数年で十分に貯められそう。本気で住宅購入を悩み始めたところ、ふと、金銭的に困らないのなら別に結婚をする必要はないのでは? と気づいてしまったんです」
「結婚は将来の生活を約束してくれるもの」という考え方がある。ゆえに、結婚後、贅沢させてくれそうな高収入の男性が、時代を問わずひっぱりだこなわけであるが、自分ひとりでも将来安泰であることがわかれば、独身でいることの恐怖心は薄まるもの。むしろ、家族がいない分、同世代の既婚女性よりも贅沢できるのだ。男性の場合、この状態を「独身貴族」と呼ばれるのだが、同じように友子さんも貴族の仲間入りを果たしたのだろう。ルネッサーンス!
■理由その2:ようやく親があきらめました
東北地方に住んでいる友子さんの両親は、彼女が30代前半くらいまでは、顔を合わせるたびに「いい人はいないの?」と、暗に結婚を促すようなセリフを口にしていたという。
「私はひとり娘ですし、うっとうしいというよりも、『孫の顔を見せてあげられない両親が不憫』という気持ちがありました。でも相手がいないから仕方がない。高齢出産と言われる年齢になってから、親もあきらめたのか何も言わなくなりました。このままでいけば、恐らく両親に孫ができる可能性はゼロでしょうが、その分まめに実家に帰るなど、親孝行に務めています」
女性が結婚を焦る理由のひとつが、出産適齢年齢。今では高齢出産が当たり前になっているが、結婚のあてもない独身女性に多くが漠然と「40歳を過ぎて未婚だったら子どもは無理」と口にする。ひと世代前の両親たちは、さらに娘の出産を諦める年齢が早いのかもしれない。
■理由3:ひとり時間が充実し、プライベートも安定
友子さんの周囲には独身女性の友人が多く、休日の予定にも困らない。たとえスケジュールが空白でも、「たまった家事をしたり、部屋に引きこもってDVDをのんびり観たり」とひとり時間を心から満喫しているとか。
「予想外だったのが、20代で出産をした既婚女性との関係。子どもが成長して手が離れるようになったからと、疎遠になりつつあった関係がぽつぽつと復活してきたんです。このまま独身で年をとっても友人には困らないかな(笑)」
急速に進む晩婚化で、独身女性は孤独といった定説も崩れた。友子さんが結婚で望んでいたのは「将来が孤独でなく、安定した生活を得られること」。それが叶えば、独身だろうと既婚だろうと、どちらでもよかったわけである。
「独身でいいと開き直ったのは、恋愛に対する情熱が低いというのもあるかも。彼氏は欲しいと思うけれど、いなくてもそれなりに楽しく生きてきました(笑)。別に男断ちを宣言したわけでもないので、恋愛のチャンスがあったら頑張りたい。ただ、一生独身だったとしても自分は後悔しないだろうと、ふと悟ったわけです」
独身生活をマイペースにゆるゆる生きる。そんな友子さんの姿は決して悲痛なものではない。いやむしろ、みのもんたに電話するような悩める主婦たちよりも、ずっと幸せなのではないかと思えるのだった。
■関連リンク
・マクロミル モニタサイト
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株式会社マクロミルが公開しているインターネットリサーチ「未婚女性1000人に聞いた結婚観」よると、結婚を焦り始める年齢のピークは30歳(15.8%)でその次が28歳(9.7%)、反対に結婚をあきらめる年齢は40歳(18.4%)と35歳(15.1%)が高い率を占めている(2006年8月調査)。冒頭の友子さんの心情は、ほぼこの調査結果に一致。なぜ、独身女性はAround40に突入すると結婚への情熱がパタッと冷めてしまうのだろうか? 友子さんの例で考えてみたい。
■理由その1:お金に不自由しなくなりました
じつは友子さんは最近、昇進して給料がアップ。年収は600万円台にまで引きあがった。
「今は賃貸暮らしですが、シングル用のマンションの頭金程度なら、あと数年で十分に貯められそう。本気で住宅購入を悩み始めたところ、ふと、金銭的に困らないのなら別に結婚をする必要はないのでは? と気づいてしまったんです」
「結婚は将来の生活を約束してくれるもの」という考え方がある。ゆえに、結婚後、贅沢させてくれそうな高収入の男性が、時代を問わずひっぱりだこなわけであるが、自分ひとりでも将来安泰であることがわかれば、独身でいることの恐怖心は薄まるもの。むしろ、家族がいない分、同世代の既婚女性よりも贅沢できるのだ。男性の場合、この状態を「独身貴族」と呼ばれるのだが、同じように友子さんも貴族の仲間入りを果たしたのだろう。ルネッサーンス!
■理由その2:ようやく親があきらめました
東北地方に住んでいる友子さんの両親は、彼女が30代前半くらいまでは、顔を合わせるたびに「いい人はいないの?」と、暗に結婚を促すようなセリフを口にしていたという。
「私はひとり娘ですし、うっとうしいというよりも、『孫の顔を見せてあげられない両親が不憫』という気持ちがありました。でも相手がいないから仕方がない。高齢出産と言われる年齢になってから、親もあきらめたのか何も言わなくなりました。このままでいけば、恐らく両親に孫ができる可能性はゼロでしょうが、その分まめに実家に帰るなど、親孝行に務めています」
女性が結婚を焦る理由のひとつが、出産適齢年齢。今では高齢出産が当たり前になっているが、結婚のあてもない独身女性に多くが漠然と「40歳を過ぎて未婚だったら子どもは無理」と口にする。ひと世代前の両親たちは、さらに娘の出産を諦める年齢が早いのかもしれない。
■理由3:ひとり時間が充実し、プライベートも安定
友子さんの周囲には独身女性の友人が多く、休日の予定にも困らない。たとえスケジュールが空白でも、「たまった家事をしたり、部屋に引きこもってDVDをのんびり観たり」とひとり時間を心から満喫しているとか。
「予想外だったのが、20代で出産をした既婚女性との関係。子どもが成長して手が離れるようになったからと、疎遠になりつつあった関係がぽつぽつと復活してきたんです。このまま独身で年をとっても友人には困らないかな(笑)」
急速に進む晩婚化で、独身女性は孤独といった定説も崩れた。友子さんが結婚で望んでいたのは「将来が孤独でなく、安定した生活を得られること」。それが叶えば、独身だろうと既婚だろうと、どちらでもよかったわけである。
「独身でいいと開き直ったのは、恋愛に対する情熱が低いというのもあるかも。彼氏は欲しいと思うけれど、いなくてもそれなりに楽しく生きてきました(笑)。別に男断ちを宣言したわけでもないので、恋愛のチャンスがあったら頑張りたい。ただ、一生独身だったとしても自分は後悔しないだろうと、ふと悟ったわけです」
独身生活をマイペースにゆるゆる生きる。そんな友子さんの姿は決して悲痛なものではない。いやむしろ、みのもんたに電話するような悩める主婦たちよりも、ずっと幸せなのではないかと思えるのだった。
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