11日、英タイムズ紙は中国が「ネット中毒」を病気として正式に認める最初の国になると報じた。中国は世界保健機関(WHO)にネット中毒を病気として登録する計画だという。写真はネット中毒治療を行う北京の病院。<url name="【その他の写真】" url="http://www.recordchina.co.jp/group/g25824.html">

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2008年11月11日、イギリス「タイムズ」紙が「“ネット中毒”が中国で病気として正式に認定か」との記事を掲載し、中国が「ネット中毒」を病気として正式に認める世界で最初の国になると報じた。中国は世界保健機関(WHO)にネット中毒を病気として登録する計画だという。12日付で環球時報が伝えた。
記事によれば、研究の結果を根拠に、中国衛生部は来年にもネット中毒に関するガイドブックを採用する計画で、ネット中毒が賭博やアルコールの中毒と同等に扱われるという。中国のネット人口は約2億5300万人、ネットカフェには若者が多く出入りしており、長時間にわたってネットゲームなどに興じている光景が地域にかかわらず見られる。【その他の写真】
中国ではネット中毒者は毎日平均6時間13分インターネットを使っているという研究報告がある。ネット中毒はアメリカではまだ病気としては認められていないが、アメリカでの研究報告における6時間14分という結果とも合致。調査を受けた中国の若者の42%は自分がネット中毒だと自覚しているが、一方アメリカでは18%。
中国ではおよそ若者の10%がネット中毒になっていると推測されており、その7割が男性。中国初となるネット中毒を専門に治療している医師によれば、ネット中毒は深層心理の問題から起こるという。ネット中毒になっている子供の多くは行動にも問題があり、ネット中毒が問題をさらに深刻化させているのだと指摘している。医師は鬱病や恐怖症、自閉症も診ており、多くの人が家族や友人とのコミュニケーションを持とうとせず、日々、パソコンの前に座りネット上での会話やゲームに没頭しているという。(翻訳・編集/岡田)
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