女性
既婚女性の愚痴が独女を増やす?【独女通信】
2008年11月20日14時00分 / 提供:独女通信
「結婚はしたいけど、今の生活スタイルはあまり変えたくない」という独女たちが増えている昨今。「オーネットことぶき科学情報vol.46 全国30代・40代未婚女性 結婚意識調査(PDF) 」によれば、30代では75%、40代でも70%が「周囲やマスコミから、結婚生活は大変だと聞くことが多い」と回答している。芸能人の離婚騒動やドラマなど、各方面から影響を受けている独女たち。中でも、身近な既女たち愚痴の影響は大きそうだ。
サキさん(28歳 メーカー勤務)は、同僚のKさん(34歳 既婚)ら、既女たちのランチタイムトークに圧倒されている。「夫が家事を手伝わないとか、週末も仕事で家にいないとか、そんな愚痴が多いですね。もちろん、笑い話になるようなこともありますが、毎日のように話を聞いていると『結婚って大変だなあ』と思うことの方が多いです。最近は、彼と会うとき、この人と結婚して大丈夫かな? とか家事を手伝ってくれるかな? とか考えたりします」。
生まれも育ちも違う二人が一緒に暮らす結婚生活。食べ物の好みや生活サイクル、金銭感覚など、さまざまな違いがあるだろうし、ときにはケンカもするだろう。もちろん、家事を手伝ってくれる夫もいるだろうが、既女たちの毎日は、掃除や洗濯、食事作りやゴミだしなど、家事の追われることも多いだけに、愚痴が増えていくのもやむ得ない。愚痴を言い合いながら「ウチだけでないのね」と安堵感を得たり、「本当に大変ね」と慰めあったり、情報交換をしたりしていることも多いだけに、自分たちの愚痴が知らず知らずの内に独女たちに影響を与えているなどとは、気づいていないはず…。
結婚後も働きたいと思い公務員になったユミコさん(29歳 公務員)も、既女たちの話に圧倒されている。「私の職場は、結婚や出産で退職する女性はほとんどいません。その代わり、つわりで吐くくらいは当たり前。保育園に子どもを預けて働くのも当たり前です。もちろん、働くママに理解はあるし、いろいろ相談にものってもらえそうなので、頼もしいのですが…。朝から晩まで、目の回るような生活の様子や愚痴を聞くと、本当に自分に共働きができるか、ものすごく不安になってきます」。
夫や子どもはかけがえのない家族であると同時に“妻”や“母”としての制約を生む。例えば、子どもが急に熱を出したときの“綱渡りのような朝”の様子を耳にすると、独女の結婚への期待感はしぼみ、結婚に必要なのは憧れや夢ではなく、覚悟だと感じさせられる。
しかし、独女の気持ちは複雑だ。ユミカさん(34歳 会社員)は既婚の友人たちの苦労話に、引け目を感じることも多いという。「例えば、『独身の頃のような贅沢はできないけど、決まった金額でやりくりするのも楽しいよ』とか『子どもが育つにつれて、自分の時間も増えていくし、大変なことを体験しているからこそ、今が楽しく思える』という話を聞くと、お金も自分の時間もあることに引け目を感じてしまうんですよね」。
結婚によって生じる苦労をしたいのか、したくないのか? とユミカさんにお聞きすると、「できれば苦労を一緒に乗り越えたいと思える人と結婚したい。それで、独身の後輩に、結婚生活の大変さを語ってみたいですね(笑)」とのこと。自分の時間やお金は大切だし、生活サイクルも変えたくはないが…、「苦労を共にしてもいい男性」と出会いたいというのが、案外と独女の本音なのかもしれない。(オフィスエムツー/神田はるひ)
■関連リンク
・オーネットことぶき科学情報vol.46 全国30代・40代未婚女性 結婚意識調査(PDF)
■独女通信の本が発売になりました!
反恋愛主義―婚活時代に幸せをつかむための、傾向と対策 - amazon
<マンガ>独女通信の書籍作りの裏側を見てきました - 書籍制作の裏話レポート
サキさん(28歳 メーカー勤務)は、同僚のKさん(34歳 既婚)ら、既女たちのランチタイムトークに圧倒されている。「夫が家事を手伝わないとか、週末も仕事で家にいないとか、そんな愚痴が多いですね。もちろん、笑い話になるようなこともありますが、毎日のように話を聞いていると『結婚って大変だなあ』と思うことの方が多いです。最近は、彼と会うとき、この人と結婚して大丈夫かな? とか家事を手伝ってくれるかな? とか考えたりします」。
生まれも育ちも違う二人が一緒に暮らす結婚生活。食べ物の好みや生活サイクル、金銭感覚など、さまざまな違いがあるだろうし、ときにはケンカもするだろう。もちろん、家事を手伝ってくれる夫もいるだろうが、既女たちの毎日は、掃除や洗濯、食事作りやゴミだしなど、家事の追われることも多いだけに、愚痴が増えていくのもやむ得ない。愚痴を言い合いながら「ウチだけでないのね」と安堵感を得たり、「本当に大変ね」と慰めあったり、情報交換をしたりしていることも多いだけに、自分たちの愚痴が知らず知らずの内に独女たちに影響を与えているなどとは、気づいていないはず…。
結婚後も働きたいと思い公務員になったユミコさん(29歳 公務員)も、既女たちの話に圧倒されている。「私の職場は、結婚や出産で退職する女性はほとんどいません。その代わり、つわりで吐くくらいは当たり前。保育園に子どもを預けて働くのも当たり前です。もちろん、働くママに理解はあるし、いろいろ相談にものってもらえそうなので、頼もしいのですが…。朝から晩まで、目の回るような生活の様子や愚痴を聞くと、本当に自分に共働きができるか、ものすごく不安になってきます」。
夫や子どもはかけがえのない家族であると同時に“妻”や“母”としての制約を生む。例えば、子どもが急に熱を出したときの“綱渡りのような朝”の様子を耳にすると、独女の結婚への期待感はしぼみ、結婚に必要なのは憧れや夢ではなく、覚悟だと感じさせられる。
しかし、独女の気持ちは複雑だ。ユミカさん(34歳 会社員)は既婚の友人たちの苦労話に、引け目を感じることも多いという。「例えば、『独身の頃のような贅沢はできないけど、決まった金額でやりくりするのも楽しいよ』とか『子どもが育つにつれて、自分の時間も増えていくし、大変なことを体験しているからこそ、今が楽しく思える』という話を聞くと、お金も自分の時間もあることに引け目を感じてしまうんですよね」。
結婚によって生じる苦労をしたいのか、したくないのか? とユミカさんにお聞きすると、「できれば苦労を一緒に乗り越えたいと思える人と結婚したい。それで、独身の後輩に、結婚生活の大変さを語ってみたいですね(笑)」とのこと。自分の時間やお金は大切だし、生活サイクルも変えたくはないが…、「苦労を共にしてもいい男性」と出会いたいというのが、案外と独女の本音なのかもしれない。(オフィスエムツー/神田はるひ)
■関連リンク
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