2008年11月、有人宇宙ロケットプロジェクトの担当者は取材に答え、ネット上で広まっている中国の宇宙遊泳ねつ造疑惑に反論した。写真は神舟7号宇宙飛行士による宇宙遊泳。
2008年11月13日、香港紙・文匯報によると、有人宇宙ロケットプロジェクトの王忠貴(ワン・ジョングイ)副総設計師はこのほど取材に答え、ネット上で広まっている神舟7号の宇宙遊泳ねつ造疑惑に反論した。
今年9月、中国は有人宇宙ロケット・神舟7号を打ち上げ、中国初となる宇宙遊泳に成功した。その映像はニュースとして大々的に放映されたが、宇宙船内部から泡のようなものが飛び出す映像があったことから、地球上のプール内で撮影されたねつ造映像ではないかとの疑惑が広まっていた。【その他の写真】
王副総設計師は宇宙船内部と外部には0.02気圧の気圧差があるため、泡のようなものが飛び出すのは正常だと反論している。
また、宇宙遊泳の任務は成功したものの、そのほかに実施された科学実験は予定通りの成果を挙げられなかったと話し、宇宙飛行士の操作に問題があった可能性を指摘した。地上で宇宙空間を想定した訓練を実施することは難しく、今後の課題になるという。さらに同氏は神舟7号の成功は宇宙船の長期運用に道を開いたと話し、今後は短期間の有人宇宙ステーション、有人月着陸ミッションが期待できるとコメントしている。(翻訳・編集/KT)
【関連記事】
<神舟7号>中国初の宇宙遊泳に成功、宇宙に揺らめく五星紅旗―中国
<神舟7号>打ち上げは軍事目的か、中国がキラー衛星開発能力―米紙
<汚染粉ミルク>愛国心鼓舞で世論操作?五輪と宇宙遊泳で非難押さえこみ―英BBC
<華南トラ>写真ねつ造犯、詐欺罪で懲役3年へ―中国紙
<07年レコチャ10大ニュース・5>やらせ報道もやらせ?衝撃の「段ボール肉まん事件」―北京市