右膝半月板を痛めているレアル・マドリーのFWルート・ファン・ニステルローイ(32)が手術を受けることになった。これにより、ファン・ニステルローイは6ヵ月から9ヶ月の戦線離脱。つまり、今シーズンに別れを告げることになった。

 ファン・ニステルローイは、8年前に右膝の手術を執刀したリチャード・ステッドマン医師の診断と意見を求め、米国に渡った。内視鏡検査の結果を受け、レアル・マドリーのメディカル・サービス、ステッドマン医師、ファン・ニステルローイ本人の判断で手術に踏み切ることを決定。リハビリ期間は6ヶ月から9ヶ月となる見込みのため、今シーズン中の復帰は絶望となった。クラブ側も「ファン・ニステルローイの手術は回避できず、残りのシーズンを失うことになる」と認めている。

 ファン・ニステルローイの他DFペペ、MFロッベン、ディアラらに加え、スペイン国王杯、対レアル・ウニオン戦ではDFカンナバーロとメツェルダーも負傷者リスト入りと故障者が続出しているレアル・マドリーにおいて、ファン・ニステルローイの長期離脱は解任の噂が囁かれるシュスター監督にとっても大きな痛手だ。いずれにしても、レアル・マドリーが冬の移籍マーケットでフォワードの補強に動くことは間違いなさそうだ。

(スペイン通信)