ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンは11日、ボーフム戦の騒動のきっかけとなった8名の自称ファンを、生涯観戦禁止処分にした。
 彼らは、0−0で引き分けた先週末のリーグ戦で、アウェイファンの陣取るスタンドで、ネオナチの旗を翻した。ヴェルダーのファンが過激な右翼主義者を警察に突き出したため、彼らは逮捕されたという。

 ブレーメンは同日、「我々はそうした観客がいなくてもやっていける。この事件を深刻に受け止めており、二度と起きないように出来る限りのことをするつもりだ。ファンが危険を感じてリアクションを起こしてくれたのはすばらしいし、あらゆる差別の撲滅を働きかける努力が効果を出していると感じる」との声明を出した。