倉木麻衣
 1999年12月に発売したシングル「Love, Day After Tomorrow」での鮮烈なデビューから、まもなく10年目に突入する倉木麻衣。10月13日の秦野市文化会館・大ホールを皮切りに全国14公演のツアー「touch Me!」を開催中の彼女が11月8日、デックス東京ビーチ3階シーサイドデッキにて行われた第13回台場メモリアルツリー点灯式に出演し、スペシャルライブを披露した。

 レインボーブリッジを背景に設置された台場メモリアルツリーは、最新の電飾「LEDクラスター」を含む電球約20万球を使用した、生木としては都内最大級となる“雪が降り積もる純白のツリー”。17時半から行われた点灯式にはオリンピックメダリストの朝原宣治氏が登場し、「日本だから、できる。あたらしいオリンピック!」を合言葉にした東京オリンピック招致をPRした。

 メリーゴーランドのようにカラフルな光がツリーを彩る中、ツリー横の真っ赤なステージに4人のダンサーを従えた倉木麻衣が登場。2000年6月に発売した4作目のシングル「NEVER GONNA GIVE YOU UP」からクールにスペシャルライブがスタートした。

 10月28日に26歳の誕生日を迎えた彼女は、「さそり座のB型で強い女性のイメージがあるんですけど、結構小心者な所があります」と自己紹介。現在開催中の全国ツアー「touch Me!」について、「倉木麻衣としての音楽性にもっと触れてもらいたい、皆さんの心の中まで入っていけるようなライブにしたいと思って頑張っている最中です」と述べると、台場メモリアルツリーイメージソングでもあり、11月26日に発売となる30作目のニューシングル「24 Xmas time」と、同作のカップリングに収録されるバラード「All I want」を披露した。

 「皆さん、まだまだ盛り上がっていきましょう!」と、デビュー曲にして大ヒットを記録した「Love, Day After Tomorrow」では、シーサイドデッキを埋め尽くした約2千人の観客からひときわ大きな手拍子が上がる。そして最後の「BE WITH U」では、観客と一体になって心地良さそうに手を左右に揺らしながら笑顔を見せると、「素敵なメリー・クリスマスまであともう少しですけど、お台場で皆さんとの思い出を作れたこと、本当に心から感謝しています。どうもありがとう!」とステージを後にした。

 台場メモリアルツリーは、11月8日から12月25日まで点灯。点灯期間中は、倉木麻衣の新曲「24 Xmas time」に合わせてイルミネーションが変化するスペシャルタイムが設けられている。

倉木麻衣 ニューシングル「24 Xmas time」特集