「誹謗中傷があまりにも多く見られ、ハミルトンをF1の世界から撤退させることも考えた」。

2日の08シーズンF1最終ブラジルGPで5位入賞し、史上最年少年間王者の栄冠に輝いたマクラーレンのルイス・ハミルトン(23)。英紙“The Sun”のインタビューに応じたハミルトンの父アンソニー氏が4日、衝撃の告白をした。

「我々にとってF1の世界は場違いなのではないか?と考えていた。我々は衝突を望んでおらず、父として家族の幸せを守る責任がある。ここ数日ではなく、数か月前から中傷に苦しめられていた。心無い人々のことを気の毒に思う。神が彼らを許すことを願っている」とアンソニー氏。

ハミルトンに対するバッシングは、特にスペイン人とブラジル人から激しく、今年2月にバルセロナのサーキットで行われた合同テストではスペイン人ドライバーであるフェルナンド・アロンソのファンから人種差別ととれる言葉が浴びせられるなどの場面もあった。また、ブラジルGP前夜にはラテンの国では不吉を意味する「黒猫」という罵声がハミルトンに浴びせられた。