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独女も感染の危機! HPVにご用心【独女通信】
2008年11月12日14時00分 / 提供:独女通信
先月発表されたノーベル賞。日本人受賞者が多いことが話題の中心であったが、医学・生理学賞がHIVを発見したフランスの学者と、そしてHPVが子宮頸がんの原因になることを発見したドイツの学者に与えられたことは、あまり話題になっていない。
「HIVは知ってるけど、HPVって一体?」
そう思った人も多いことだろう。これは『ヒトパピローマウィルス』というウィルスのことで、100以上のタイプがある。一般的には、いぼの原因として知られているが、そのうちの数タイプが子宮頸がんの原因になる。そしてそれは、セックスで感染してしまうのだ。
都内に住む会社員、織江さん(32)は先日、都内のクリニックで子宮頸がん検診を受けた。そして結果を聞きに行き、意外な言葉を耳にした。
「異形成の疑いがあるので、精密検査を受けてください」
何だかよくわからないという顔をしていると、婦人科の医師はこう続けた。
「がんではありませんが、子宮頸部の細胞が、正常とは違う状態になっているのが異形成です。このまま放置すると、子宮頸がんになる可能性があります」
「……」
呆然としてしまったと語る織江さん。なぜそんな状態になってしまったのか? 医師に質問すると、こんな答えが返ってきたそうだ。
「性行為によって男性から、ヒトパピローマウィルスをうつされたのが原因です。ただウィルス自体はとてもありふれているので、特定の男性だけが保有している訳ではありません。なので「誰にうつされたのか」を特定するのが、とても難しい。ありふれているだけに、コンドームだけでは予防しきれないし、性行為の回数が多いとその分感染機会は増えますが、回数が少なくても感染する人はします。たばこを吸うと肺がんのリスクが高くなるけど、肺がん罹患者の全員が喫煙者ではないのと同じです。またウィルスに感染しても、自己免疫で体外に排出されてしまうことも多いので、HPVに感染したからと言っても、必ず子宮頸がんになるとは限りません。異形成になっても、全員ががん化するとも限りません。どうして感染後、異形成やがんにまで進むのかについては、まだ研究中なんです」
子宮頸がん=遊んでる人がかかる、というイメージが世間にない訳ではないことを知っていた織江さんは、ひとまず胸をなで下ろしたそうだ。なぜなら今までつきあった人数は、「32歳女性のごく平均」だからだそうだ。
でも乳がんは"ピンクリボン運動"など、オシャレな啓蒙活動が盛り上がっているのに、なぜ子宮頸がんはあまり取り上げられないのだろう? やはりイメージが悪いせいなのだろうか?
「それは乳がんに比べると検診を受ける人の数が多いからです。でもそれでも、検診率はたったの2割。セックスを1度でもしたらHPV感染の可能性はあるのだから、「私にはそんな病気、関係ない」と思わないで欲しいんですけどね。特に20〜30代の人は、必ず受けて欲しいです」
確かに子宮頸がんの検診は、少々怖いイメージがある。街のクリニックなどで受けられる『細胞診』は、子宮頚部の表面全体をこすって細胞を採取し、それを見てがん細胞の有無を調べるだけ。だが内診台にあがらなくてはならないので、それを負担に感じてしまう人も多い。しかし痛みはほとんどないに等しいので、意を決すれば簡単に受けられてしまう。一方、精密検査の『組織診』は、拡大鏡使って頸部を観察するだけではなく、異常がありそうな組織が見つかったら、それを採取するらしい。体の一部を取るのだから、さぞ痛いはず……。我慢強い性格を自覚する織江さんですら、検査前日は未知の恐怖におびえたそうだ。
しかし「ちょっとチクっとしますよ〜と言われたけれど、全然痛くありませんでした。止血処置もしましたが、全然血は出てませんでしたし」(織江さん)
「HIVは知ってるけど、HPVって一体?」
そう思った人も多いことだろう。これは『ヒトパピローマウィルス』というウィルスのことで、100以上のタイプがある。一般的には、いぼの原因として知られているが、そのうちの数タイプが子宮頸がんの原因になる。そしてそれは、セックスで感染してしまうのだ。
都内に住む会社員、織江さん(32)は先日、都内のクリニックで子宮頸がん検診を受けた。そして結果を聞きに行き、意外な言葉を耳にした。
「異形成の疑いがあるので、精密検査を受けてください」
何だかよくわからないという顔をしていると、婦人科の医師はこう続けた。
「がんではありませんが、子宮頸部の細胞が、正常とは違う状態になっているのが異形成です。このまま放置すると、子宮頸がんになる可能性があります」
「……」
呆然としてしまったと語る織江さん。なぜそんな状態になってしまったのか? 医師に質問すると、こんな答えが返ってきたそうだ。
「性行為によって男性から、ヒトパピローマウィルスをうつされたのが原因です。ただウィルス自体はとてもありふれているので、特定の男性だけが保有している訳ではありません。なので「誰にうつされたのか」を特定するのが、とても難しい。ありふれているだけに、コンドームだけでは予防しきれないし、性行為の回数が多いとその分感染機会は増えますが、回数が少なくても感染する人はします。たばこを吸うと肺がんのリスクが高くなるけど、肺がん罹患者の全員が喫煙者ではないのと同じです。またウィルスに感染しても、自己免疫で体外に排出されてしまうことも多いので、HPVに感染したからと言っても、必ず子宮頸がんになるとは限りません。異形成になっても、全員ががん化するとも限りません。どうして感染後、異形成やがんにまで進むのかについては、まだ研究中なんです」
子宮頸がん=遊んでる人がかかる、というイメージが世間にない訳ではないことを知っていた織江さんは、ひとまず胸をなで下ろしたそうだ。なぜなら今までつきあった人数は、「32歳女性のごく平均」だからだそうだ。
でも乳がんは"ピンクリボン運動"など、オシャレな啓蒙活動が盛り上がっているのに、なぜ子宮頸がんはあまり取り上げられないのだろう? やはりイメージが悪いせいなのだろうか?
「それは乳がんに比べると検診を受ける人の数が多いからです。でもそれでも、検診率はたったの2割。セックスを1度でもしたらHPV感染の可能性はあるのだから、「私にはそんな病気、関係ない」と思わないで欲しいんですけどね。特に20〜30代の人は、必ず受けて欲しいです」
確かに子宮頸がんの検診は、少々怖いイメージがある。街のクリニックなどで受けられる『細胞診』は、子宮頚部の表面全体をこすって細胞を採取し、それを見てがん細胞の有無を調べるだけ。だが内診台にあがらなくてはならないので、それを負担に感じてしまう人も多い。しかし痛みはほとんどないに等しいので、意を決すれば簡単に受けられてしまう。一方、精密検査の『組織診』は、拡大鏡使って頸部を観察するだけではなく、異常がありそうな組織が見つかったら、それを採取するらしい。体の一部を取るのだから、さぞ痛いはず……。我慢強い性格を自覚する織江さんですら、検査前日は未知の恐怖におびえたそうだ。
しかし「ちょっとチクっとしますよ〜と言われたけれど、全然痛くありませんでした。止血処置もしましたが、全然血は出てませんでしたし」(織江さん)
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