戦国時代に活躍した武将にして茶人でもあった古田織部。織田信長、豊臣秀吉に仕えながら、茶器製作・建築・造園などにおいて「織部好み」と呼ばれる流行をもたらした彼の生涯を描くマンガ『へうげもの』(山田芳裕、週間モーニング連載中)がおもしろい。並みいる武将たちが天下獲りに野心を燃やす戦国時代に、美しいものに執念を燃やしてしまう古田織部の姿がコミカルに描かれていて、2008年「このマンガがすごい!」では二位にランクイン、第32回講談社漫画賞一般部門にもノミネートされているなど評価が高い作品である。


今回、11月12日〜25日まで、東京・新宿伊勢丹新宿本店では「へうげもの」に触発された若手陶芸作家が作品を展示する「へうげもの展」が開かれる。若手陶芸家ユニット「へうげ十作」がマンガとコラボレーションし、13人の作家の作品を展示販売する。作者の山田芳裕が筆を入れた茶碗、漆などの工芸品を展示し、「へうげもの」の世界を現代風に再現し、陶芸品の魅力をもっと知ってもらおうという企画だ。

「へうげもの」とは、「へうげる(剽げる)」という言葉から「ふざけている」「おどけている」者の意味で使われている。古田織部のへうげものっぷりは、マンガを読んでいると吹き出してしまうほどおもしろく、その熱意やどうしようもなさは、戦国時代にもオタクはいたんだ…と認識を新たにさせてくれる。彼が魅せられた陶芸品の数々に想いを馳せ、作ったであろう陶芸作品をぜひ目にしておきたい。

■へうげもの 公式サイト 
http://hyouge.exblog.jp/

(編集部 上林 晃子)

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