タバサ、ブラッキー、ラッキー、ノーマン、フェリックス、スター、ヤムヤム。これらはここ8年間でいなくなってしまったネコの名前です。

イギリス・ウスターシャー州のStourbridgeという町では8年前からネコが姿を消す事件が続いており、いなくなったネコの数はすでに50匹近いそうです。

詳細は以下から。
The Purr-muda triangle: Mystery after FORTY-FIVE pet cats disappear | Mail Online

Stourbridgeに住むJulie Woottonさんはネコが消える事例が発生してから数を数えているそうですが、これまでにいなくなったネコの数は50匹に迫っており、把握していないものもあるかもしれないとのこと。Julieさん自身、15歳のノーマンというネコを飼っていましたが、昨年行方不明になってしまったそうです。

ネコが消えるのはStourbridgeの中でもMeriden Avenueとその周辺の通りで、飼い主たちはこのエリアを「ネコのバミューダトライアングル」と呼んでいます。

該当地域はこのあたり。

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この事例は2000年から発生しており、昨年6月に終わったかに見えましたが今年の5月にまた発生、つい数週間前もケリー・デイビスさんが飼っていた5歳のぶち猫・ギズモが姿を消しました。ある子ども連れの家族は飼っていた3匹のネコをすべて失い、また別の飼い主はあまりに辛いために引っ越したいぐらいだそうです。

RSPCA(王立動物虐待防止協会)は「どこを探してもネコを見つけることはできなかった。何の証拠もなく取り調べをすることは役所では難しいだろう」と語っており、居住者たちはネコの失踪を恐れて残ったネコを外に出せない日々が続いているそうです。

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