酒に酔っては暴れ、メンバーを愚弄し、最後は泣いて部屋に戻る。そんなシーズン随一の問題児が、オクタゴンへ。偽・黒帯疑惑をかけられたロリ・デルガドと対戦した

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シーズン1に匹敵する高レベルの生き残り合戦が展開されているTUF(ジ・アルティメット・ファイター)シーズン8。第6週を迎え、ついにシーズン随一の問題児ジュリー・ブローウィングが、プレリミナリーファイトに登場した。

ライトヘビー級で、シーズン1に匹敵する人材が集まったTUFシーズン8。第6週はライト級のプレリミナリー2試合目が行われ、今シーズンの最大の問題児ジュニー・ブローウィングの登場となった。

前週のライトヘビー級戦におけるエリオット・マーシャルの勝利により、初めてマッチメイク決定権を得たミアは、ホームを訪れチームメイトと勝利のディナーを摂ることとなった。



その席で、ミアはチーム・ノゲイラのロリ・デルガドの姿を見つけ、「柔術の黒帯らしいけど、誰に帯をもらったんだ?」と、笑みを浮かべながら尋ねた。

この問いの返答に誰もが耳を傾けるなか、デルガドは要領の得ない答えを繰り返す。「×××××のところで練習し、グレイシーバッハでもトレーニングした」。

「誰だ? ×××××って? なぜ、バッハと関係ある?」という問いにも、しっかりとした答を出せない。そんなデルカドをブローウィンは、「お前はマクドナルドで黒帯を買ったんだろう?」とこき下ろし、「俺がお前と対戦し、1RでKOする」と宣言した。

翌日、ミアはブローウィングとデルガドの対戦を選択。ここでブローウィングはデルガドに黒帯を投げつけ、マットに落ちた帯につばを吐きかけた。

「ジュニーは、尊敬心というものを持っていない。ただ、自分が目立ちたいだけだ」と、ノゲイラが憤慨する。そのチーム・ノゲイラのトレーニング・セッションでは特別コーチ、アンデウソン・シウバがデルカドに打撃の指導を行った。

傍目にも心もとないデルガドだが、そんな彼に対しアンデウソンは「ジュニーがあんな風なのは、彼は戦いを怖がっているからなんだ」と諭し、精神的なアドバンテージを与えようとした。

試合を翌日に控えた計量、デルカドはリミット丁度でパス。しかし、ブローウィングは158ポンドと3ポンド・オーバーで、1時間後に156ポンドまで落とす必要がある。

「最悪だ。何をやっているんだ。ファイターなら、まずメイク・ウェイトができないと」と怒りを隠せないミアは、ランニングマシーンで汗をかくようにブローウィングに指示した。

TUFでは何度も見られた計量に苦しむシーン、ここで手助けをするファイターは、TUF4のマット・セラのように良い人キャラが浸透するというのも恒例になっている。バイシクルマシーンを炎天下の屋外に持ち出し、ブローウィングの動きが止まるたびに叱咤激励をしたのは、デイブ・カプランだった。

カプランのサポートもあり、1時間で2ポンドの減量に成功したブローウィング。「これでもう恐れるものは何もない」とうそぶくが、自己管理能力が欠けている点を改めて露見してしまった。

「殴って勝てる」、そう自信を持ってブローウィングをオクタゴンに送り込んだミアだったが、ブローウィングは遠い距離からのパンチこそヒットするが、デルガドのヒザ蹴りになかなか踏み込めないシーンが目立った。ロー、ミドル、左右のストレートにボディフックと多彩なパンチ攻撃を見せるものの、距離間があっていないため、効果的な攻撃とならない。

一方、デルガドもテイクダウンからグラウンドに持ち込みたいが、組みついてもケージに追い込むだけで、それ以上の攻撃は見られないまま1Rが終了した。

2Rになると、ボディが効かされたのか、デルガドのガードが低くなる。遠い間合いからバックブローやジャンピングニーを放つなど、苦し紛れの攻撃が多くなり、心なしか弱気な表情を見せるようになったデルガドに対し、ブローウィングは一気呵成に攻める。