素晴らしいタイミングで三角絞めを仕掛けたエスクデロ

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いよいよ本格的な生き残り合戦が始まったTUFシーズン8。この日は、普段は許されないTV鑑賞の日。5月24日、UFC84のPPV中継をチーム・ノゲイラ&チーム・ミアの全員が真剣な表情で観戦する。

ビール、ピーナッツ、ポップコーン片手の鑑賞会は、アルコールを入れるたびにジュニー・ブローウィングの勢いが良くなっていく。その彼とショットを繰り返す、同じチーム・ミアのショーン・ネルソン。

この二人が誰構わずに絡みだし、グラスを投げてカイル・キングスベリーの左手をカット。これに怒ったキングスベリーは手にしていたポップコールをブローウィングにぶちまける。クリジストフ・ソジンスキーらが必死にキングスベリーをなだめると、二人は同じライト級のライバルであるロリ・デルガドとエフレイン・エスクデロを挑発し始めた。

そうこうするうちに、ブローウィングとネルソンは、プールサイドに出て手当たり次第、ホームの家財器具をプールに投げつける。

いつの間にかボーイズのお目付け役的な役割を担うことになったソジンスキーも、徐々に熱くなっていき、皆がその動向を見守るなか――。ついにソジンスキーに手を出したブローウィングに対し、この一発で逆に冷静になったのか、ソジンスキーは冷笑を浮かべながら、ブローウィングの衣服をプールに落とし、気持ちを落ち着かせた。

反対にブローウィングはさらに激高し、今度はライアン・バダー、トム・ローラーに向かっていくが、ここで急にトーンダウン。またも泣き上戸状態となり、自室へ戻っていった。

翌朝、ダナ・ホワイトがホームにやってきた。全員を集めて、昨夜の騒ぎについて言及し始める。これまでのパターンでは、酒によって暴力騒ぎを起こした人間は、即時撤退が基本ルール。緊張で顔を強張らせるブローウィングとネルソンだが、ここでダナ・ホワイトは「誰もホームから出ていかせない。なぜか、分からない。だが、今回はそうするから、この決定をした俺が馬鹿を見ないように今後は、行動を自重するように。男になるために、ここに来たんだろう?」という温情裁定が下った。

そしてUFCとの契約金を賭けた戦いが、ライト級でもスタートを切る。ノゲイラが指名したのは、エスクデロ×ネルソン。

ダナ・ホワイトの温情裁定に命拾いしたばかりのブローウィングは、ネルソン戦を控えたエスクデロに「お前じゃ勝てないとは言わないよ。だって、くっついて退屈な時間を過ごして勝ちたいんだろ?」と言いよる。

今シーズン(ライト級)で最もグラウンドワークが長けているとノゲイラも認めるエスクデロに対し、ミアは「ネルソンは打撃で勝つ」と、勝算を語った。

試合はダーティーボクシング×テイクダウンの攻防となった。ミアの作戦通り、パンチで勝負したいネルソン。二度のテイクダウンのトライでトップを奪ったエスクデロが、終盤にパウンドを集中し、優位に立った。

2R、今度は開始早々にトップを奪ったネルソンだが、エスクデロはパウンドを避けるように、しっかりと両手首をつかんで離さない。直後にネルソンの左腕を外側に広げたエスクデロは、トライアングルチョークへ。

逃げたいネルソンのバランス移動を利用して、エスクデロが三角絞めの態勢のままマウントを奪ったところで、ネルソンがタップ。ライト級最初の脱落者は、ネルソンに決まった。

すると、大声で叫びながらブローウィングがオクタゴンへ。ここでTUF8、エピソード4が終了した。

TUFシーズン8、ここまでの生き残りは以下の通りとなった。

■チーム・ミア
クリジストフ・ソジンスキー
ヴィニー・マガリャエス
エリオット・マーシャル
ジュニー・ブローウィング
デイブ・カプラン
ジョージ・ループ

■チーム・ノゲイラ
ライアン・バダー
シェーン・プリムン
カイル・キングスベリー
ジュールス・ブルーシェス
フィリップ・ノヴァー
エフライン・エスクデロ
ジョン・ポラコウスキー