UFCの顔、世界ライトヘビー級王者フォレスト・グリフィン。マウリシオ・ショーグン&ランペイジ・ジャクソン戦の勝利でこの座を射止めた

写真拡大 (全5枚)

12月27日(土・現地時間)、米国ネバダ州ラスベガスのMGMグランドガーデンアリーナで行われる本年度最後のPPVマッチ、『UFC92 The Ultimate2008』の開催が正式に発表された。

日本と違い大晦日や元旦が特別な日ではない米国において、年末=31日ではなく最終土曜日というのがUFCの解釈。そして、この掉尾を飾る大会、2008年の集大成としてイベントタイトルにアルティメットの名称を用いた大会を復活させる。

SEG時代のUFCでは、トーナメントが毎大会行われた90年代半ばに、各トーナメントの優勝者が参加したアルティメット・アルティメットという名称の大会が2度、その後もアルティメット・フォース、アルティメット・ヤングガン、アルティメット・フィールド・オブ・ドリーム(なんのこっちゃ)というイベント名もあったが、2001年、ズッファ体制になって以来、『ULTIMATE』という言葉が大会名に使用されるのは初めてのこと。

既に実現確実として報じられることが多かった究極の対戦カードは、UFC世界ライトヘビー級選手権試合=フォレスト・グリフィン×ラシャド・エヴァンス、同ヘビー級暫定選手権試合=アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ×フランク・ミア戦。暫定とはいえ、ヘビー級&ライトヘビー級という二大看板の世界戦が一大会で行われるのは、2003年9月のUFC44以来、5年振りとなる。さらには、日本のファンにとって、二度に渡る激闘が強く記憶に残るヴァンダレイ・シウバ×ランペイジ・ジャクソンのライトヘビー級の一戦も行われる。

エヴァンスは、9月の『UFC88』でチャック・リデルを劇的なKOで下しており、MMA戦歴は18戦17勝1分と負けなしのTUFシーズン2出身選手。一方の王者グリフィンは、リデルがコーチを務めたTUF1の優勝者で、敗者復活のシナリオだったTUF4ウィナーのマット・セラを特例とすれば、UFC史上初のTUF出身王者に輝いている。

また、現在中継中のTUFシーズン8でコーチを務めるノゲイラとミアは、12月13日(土・同)のフィナーレを経て、同大会で一騎打ちが行われる。選手想い+多分に神経質なノゲイラと、意外にも大雑把で放任主義のミア、TV中にも互いが腹に一物を抱えていることは明らかで、この一戦の行方も非常に楽しみだ。また、この試合の勝者が、11月に行われるヘビー級選手権試合=ランディー・クートゥアー×ブロック・レスナー戦の勝者と、2009年に王座統一を懸け激突することも確実視されているだけに、会場+PPV人気ともに注目度の高いヘビー級覇権争いになりそうだ。

■決定分対戦カードは下記の通り

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]フォレスト・グリフィン(米国)
[挑戦者]ラシャド・エヴァンス(米国)

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[暫定王者]アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル)
[挑戦者]フランク・ミア(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)
ランペイジ・ジャクソン(米国)