揺れるWBC監督問題。先週15日には、王貞治、星野仙一、野村克也など、球界を代表する監督経験者6名が集まり、“WBC体制検討会議”が行われた。会議では12球団の監督にアンケートを実地、出場選手28名を推薦してもらうことを決めたが、注目の監督問題についての進展はなし。今月末に報告すると発表するに留めた。

そんな中、会議に出席した楽天・野村監督が、19日放送の日本テレビ系列「SUPERうるぐす」に緊急生出演、会議の全貌を“野村節”で語った。

「そんなビックリする内容はなかったですけどね」。コーナーの冒頭、会議の感想を話し始めた野村監督は、「王監督が1回目のWBCで監督した時の話しで終始したので、私が『まず監督を決めちゃいなさいよ』と持って行った」と語った。

また、フリップに野村、王、星野、若松、原、野茂といった6人の監督候補の名が挙がると、「一回経験して、優勝もしているから王監督が1番良い」と話した野村監督は、「経験に勝るものはないが、健康上の理由だからどうしても強く押せない」といった気遣いもみせた。

さらに、星野監督について聞かれると、「北京のリベンジをすればいい」と語り、自身の就任については、「私には似合わない。器じゃない」と煙に巻いた。また、「落合の名前が出ていないですよね」と指摘。フリップにない中日・落合監督については、「彼も本音を隠すところがあるから、やってくれと言えばやってくれますよ。何と言っても彼の発想がユニーク。正攻法ばっかりでは勝負事は駄目」と高評価を付けた。

コーナーの最後には、選手選考についても言及。会議では、各球団の監督から推薦で選手を選ぶことで決定したものの、「私は大反対。監督に全権を任せて、監督のベストメンバーを選ぶべき。広島の野村(謙二郎)の意見なんですよ」と正論で批判。「江川卓監督はどうでしょうか?」というアナウンサーの質問には、「新鮮で良いですよね。頭は良いし。現場には来ませんですけど」と嫌味も込めた、野村節で回答した。