「このレッジーナ戦は本当に恐れていた試合だったよ。W杯予選による中断期間後の試合と言うのは、どのチームもモチベーションに溢れており、厳しい試合が待っているものだ。また何人かの選手は代表に招集されるなど過密日程を過ごしていたし…」。

セリエA第7節、ホームでのレッジーナ戦を3−0勝利で飾ったフィオレンティーナのチェーザレ・プランデッリ監督(51)が、安堵の表情を浮かべながら試合を振り返った。

この日の先発2トップはFWパッツィーニ(24)とモンテネグロ代表の新加入FWヨベティッチ(18)。プランデッリ監督は「ムトゥとジラルディーノは代表に招集されていたし、パッツィーニの調子は良かったからね。欧州CLもあることだし、リスクを避けるための選択だった」と説明。

途中出場で2得点のジラルディーノ(26)はこれでセリエA通算100ゴール。今季開幕前にACミランから移籍入団したジラルディーノの活躍に「彼は試合出場への意欲をみなぎらせていた。わずか20分で2得点…。彼は他の選手の模範となるべき選手だ」とプランデッリ監督。パルマ時代からの愛弟子の活躍に目を細めた。