余裕の表情の寺地貴弘

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<全日本テニス>
7日目/20日/東京・有明テニスの森公園/男子シングルス準決勝
 女子シングルスの決勝で盛り上がりをみせる中、男子は準決勝、第二シード・寺地貴弘と添田豪の戦いが行われた。

 全日本選手権では01年に優勝を経験しており、04年またその名を刻もうと、決勝進出をかけた戦いに臨む寺地貴弘に挑むのは寺地らの次の世代として期待がかかる20歳の添田豪。昨日の試合で、今大会に特別に思いをかけていた岩見亮を破って準決勝へと勝ち上がってきただけに、勢いは十分だ。ツアー公式戦の対戦成績は寺地4−0添田と、まだ勝ち星がない。

 第一セット、立ち上がりから添田が3−1とリードするもその後、寺地の前に手が出ず・・・そのまま寺地が5ゲームを連取し、6−3でキープ。

第二セット、添田はこのままでは終わらないと寺地に喰らいつこうと踏ん張り、3−3と中盤は粘りを見せるが、及ばず。1時間21分の戦いは結局6−3のストレートで寺地の貫禄勝ちとなった。

寺地○ (6−3・6−3) ●添田

試合を振り返り、寺地はこう語った。
「ここまで3試合戦ってきて、最初からとばしたら持たないことがわかったので、明日の試合のことも考えて、最初からじっくり攻めていこうと思っていました。いつもどおりプレーしただけです。」

また、準決勝が5セットマッチから3セットマッチに変更したことについて聞かれると
「5セットマッチがよかったですよ!明日だけ5セットっていうのもねえ・・・」
と明日の試合を準決勝から見据えていたことを明かした。

 今大会は3年前に優勝を経験しているだけに余裕の表情にも見えた。
「慣れたんですかね〜。3年前は寝れないし、朝ごはんも食べられませんでしたが今回は普通でした。全日本は注目されるし、みなが取りたいと思うタイトルで、優勝すれば今後の自信にもなる。二回優勝したら、本当のチャンピョン。前回の優勝がまぐれだったとは言わせたくない。」
と決勝への意気込みも見せていた。

明日、王者奪回をかけ、決勝戦に挑む寺地の"じっくりテニス"に注目だ。