松井俊英選手

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<全日本テニス>6日目/東京・有明テニスの森公園/男子シングルス準々決勝
○松井俊英 6−2、6−0 増田健太郎●

94年、増田健太郎が全日本選手権を制してから10年が経った。テニス界の世代交代は目まぐるしく、今大会でも高校生、杉田祐一の台頭が記憶に新しい。
33歳になる増田はテニス選手としては大ベテランの域。プロテニス選手としてのピークは過ぎていると考えていい。
そんな増田が今年も準々決勝まで駒を進めた。対する相手は26歳、プロ4年目の増田健太郎。強力なサーブの持ち主で、フィジカルでは絶対的優位にたっているといえる。
長い間テニスを見てきたファンにとっては感傷的になる世代交代劇の一幕。展開次第では増田にも充分に分があったが、松井の素晴らしいプレーの前に完敗をきしてしまった。

しかし30代で未だトップ10として健在(11月19日現在)のアンドレ・アガシ(34歳:アメリカ)など、例外もテニス界には存在する。増田のテニス人生はまだまだ続く。来年の全日本選手権にもその姿を見せてくれるに違いない。