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秋は海釣りのシーズン、漁港が狙い目だ=神奈川・小田原

2008年10月04日06時51分 / 提供:PJ

pj
秋は海釣りのシーズン、漁港が狙い目だ=神奈川・小田原
秋は水温が下がるから、釣りシーズン。漁港の海は魚種も豊富で、小魚から大物まで群れて回遊する。小田原漁港(神奈川)の岸壁で。(撮影:穂高健一、2日) 写真一覧(5件)
台風一過の秋晴れは、海山に出掛けるのは最適だ。10月2日は、台風15号が関東地方を通り過ぎて、朝から快晴となった。海釣り情報を求めて、神奈川県・小田原漁港に出掛けてみた。なぜ小田原港か。小田原といえば、ちょうちんとカマボコが有名。かまぼこの産地となると、小魚を中心とした魚種が豊富で、その漁獲量が多いことが条件だから。

 JR早川駅から徒歩3分で、小田原漁港(第三種漁港:最も規模が大きく、全国的なもの)がある。堤防の先端には、平成10年に完成した「小田原提灯(ぢょうちん)」をかたどった灯台がある。同港の朝市(午前9時から売り切れまで)でも知られている。「小田原さかなセンター」の周辺や卸売市場2階などには、新鮮な魚を使った安価な海鮮丼などの定食屋がひしめく。漁師や漁港関係者と観光客がテーブルで、ともに肩を並べている。
 
 漁港の岸壁には10人ばかりの釣り人が散見できた。台風予報は当初、強い影響があると報道されていたから、釣り人の出足が悪かったのだろう。大磯から釣りにきたに中年男性から話を聞くことができた。この港は小魚が群れて回遊しているから面白く数多く釣れるし、子どもたちを楽しませる釣り場としては最適の場所だと教えてくれた。土、日曜日は家族連れの釣り人が護岸や堤防にずらりと並ぶ。時間帯によれば、すき間もなく、割り込みもむずかしいらしい。

 朝夕は水温が下がるので、魚が最も集まり、喰(く)い付きが良いという。エサはオキアミなどで、漁港にある釣具店などから簡単に買える。大磯の釣り人のバケツをのぞくと、念仏ダイ、メジナ、シマダイなど、数センチの小魚だった。それをエサにして大物を狙う、と教えてくれた。先刻は大きな獲物を釣り上げ損ねたから、小魚をエサにして執拗(しつよう)に狙っていたら、約3キロのウツボがあがってきた。どうされたのかと聞いたら、海に逃がしたという。同港ではこれから、40から60センチの鱸(すずき)がシーズンになると教えてくれた。

 港内に停泊する釣り船『大森丸』に声をかけて、船長・瀬戸巧(たくみ、23)さんから話を聞いた。台風予報の影響から、きょうは乗船客が3名だった。「イナダ(ブリの子ども)がよく釣れた。腕も多少あるが、1人が35匹から50匹だった。朝は7時に出航し、ふだんは15時まで釣っているが、豊漁だったから昼の12時で切り上げてきた」と話す。

 乗船料金は乗り合いで1人9000円だ。イナダを50匹も釣りあげれば、魅力だろう。ヤリイカの出航は朝6時30分。イナダの漁場は水深25メートル以下で、港から1キロも沖に出ていないという。港のすぐ側まで、イナダが来ているようだ。

 小田原を母港とする漁船が波止場にへさきを並べていた。これらは定置網で、魚場も港から近く、いまの時期は「あじ」と「さば」だ。これらの魚種が港まで回遊してくる。水温にもよるらしいが、この季節は同港に鰯(いわし)の群れが押し寄せ、1人で100匹も、200匹も釣れるときがある、という情報もあった。

 秋は魚釣りの本番である。全国各地に漁港が多い。漁港の回りは釣り人のメッカで、狙い目だ。釣りざおを持って出掛けてみよう。【了】

■関連情報
記者HP:穂高健一ワールド
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パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一

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