ユーロ08スイス・オーストリア共催大会後にフランス代表を引退したアトレティコ・マドリーのGKグレゴリー・クペ(35)が、フランス代表のレイモン・ドメネク監督を痛烈に批判した。

仏紙“France Football”のインタビューに応じたクペは「彼は独裁者だ。現役の代表選手は常に支配下に置かれており本音を明かすことすらできない。俺は引退したので、ようやく本音を明かすことができる。監督は気に入った一部の選手だけを可愛がる傾向があり、チームの調和が崩れてしまった。残念なことに才能ある若手選手の多くは、代表は居心地が悪いと感じてしまっている。ユーロ予選敗退後、フランスサッカー協会はチームドクターと広報の交代を決断したが、監督は続投となった。恥ずべきことだ…」と指摘した。