Lil′B、女子高生850人の“キミうた”大合唱に感涙

　今年7月から先行配信を開始した着うた(R)が、“この夏一番の泣きうた”として120万ダウンロードを突破した話題のガールズユニット、Lil'B（リルビー）。今月17日にリリースしたセカンドシングル「キミに歌ったラブソング」は、9月29日付のオリコン週間ランキングで初登場8位を記録。その等身大の歌詞が女子高校生をはじめとるする若い女性に受けられているLil'Bが27日、愛知・安城学園高等学校にて自身初となる学園祭への出演を果たした。

　当初、Lil'Bのスケジュールと学園祭の日程とが合わずに出演が断念されるところだったが、「キミに歌ったラブソング」（通称“キミうた”）に共感を覚えた学園祭実行委員を中心とした生徒たちの「Lil'Bを学園祭に呼んで！」という声に押し切られ、学校側が学園祭の日程を変えるという異例の決断を下し、今回の出演が実現した。

　会場となった体育館には約850人の生徒達が集まり、Lil'Bがステージに登場すると、歓声が二人を向かえる。「キミに歌ったラブソング」と二人がタイトルコールをすると、待ってましたとばかりにこの日一番の大歓声が上がり、感動した生徒の瞳には涙があふれた。

　ライブが終了すると、学祭実行委員会の代表二人がLil'Bに花束を贈呈。さらには学生が総立ちとなり、「キミに歌ったラブソング」を大合唱。「自分達の熱い想いをLil'Bに伝えたい！」と考えた生徒たちが、全校生徒に「キミうた」を覚えてもらうべく、1週間前から校内放送で毎日放送したり、チラシを配るなどして楽曲を浸透させたことによって準備されたサプライズプレゼントだった。

　全く聞かされていなかったLil'Bの二人は、この突然のサプライズに感極まって涙。Lil'B初の学園祭は感動の内に幕を閉じた。

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