2008年のF1世界選手権は前年のワールドチャンピオン、キミ・ライコネンがポイント獲得に苦しみ、昨年1ポイント差でチャンピオンを逃したルイス・ハミルトンがドライバーズポイントでトップを走り、フェリペ・マッサがそれを追いかけるという展開。そして本日9月28日(日)、F1世界選手権で史上初となるナイトレースとしてシンガポールGPが行われました。

レースはネルソン・ピケJr.のクラッシュでセーフティーカーが入ったところから波乱の展開となり、優勝したのは予選15位だった元ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソでした。

詳細は以下から。

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2008年のF1世界選手権第15戦となるシンガポールGPは通算800レース目となる記念レースで、F1史上初のナイトレースとして行われました。舞台となったのはシンガポールの市街地コース

初のオーバーテイクはニコ・ロズベルグがヤルノ・トゥルーリを交わしたもので、序盤はそれ以外に追い越しもなく、また各チームの作戦が2ストップか3ストップで分かれると見られていたために動きはレース中盤からだと見られていました。

レースが動いたのは17周目あたりでネルソン・ピケJr.がクラッシュしてセーフティーカーが入ってから。予選でポールポジションを獲得し、レースでもトップを走り続けていたマッサが給油時に給油リグ(給油装置)が外れないミスがあって順位を最後尾まで落としました。フェラーリはバレンシアで行われたヨーロッパGPでも、ライコネンが同様に給油リグが外れないままに発進しようとするミスがありました。
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また、セーフティーカーが入ると一時的にピットに入ってはいけないにも関わらず、BMWザウバーのロバート・クビサとウィリアムズF1のロズベルグがピットインしたためピットで10秒停止するストップ&ゴーペナルティを受けました。このため、セーフティーカー導入直前にピットインを終えていたルノーのフェルナンド・アロンソとレッドブルのマーク・ウェバー、デビッド・クルサードが前へ出ることになりました。

レースはその後、エイドリアン・スーティルのクラッシュでもう一度セーフティーカーが入ったものの、アロンソが逃げ切って昨年のイタリアGP以来約1年ぶり、通算20度目の優勝。2位はロズベルグ、3位はハミルトンでした。ハミルトンはドライバーズランキングでマッサに7ポイントの差を付ける84ポイント。対するマッサは13位でポイント獲得ならず。コンストラクターズ(製造者)部門でもノーポイントだったフェラーリ(134ポイント)に対してマクラーレンが135ポイントとなりトップに立ちました。

現在唯一の日本人F1ドライバーとなっているウィリアムズF1の中嶋一貴はデビッド・クルサードを交わせず終盤まで9位を走行していたものの、残り4周でライコネンがクラッシュして8位入賞を果たしました。

次戦は10月10日〜12日に富士スピードウェイで行われる日本GP。決勝は10月12日(日) 13時30分スタートで、フジテレビが生中継を行うことになっています。昨年は雨での開催となりいろいろと問題が発生しましたが、今年は大丈夫でしょうか。

F1 2008 JAPANESE GP in FUJI SPEEDWAY
http://www.fujispeedway.jp/

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