26日、台風14号「ハグピート」が広東省に上陸した影響で、珠海市の観光施設で飼われていたワニ200匹余りが脱走したことがわかった。14匹が捕獲されたものの、残りのワニは未だ見つかっていない。写真は24日の同省広州市。
2008年9月26日、香港紙・星島日報は、台風14号「ハグピート」が広東省に上陸した影響で、珠海市の観光施設「ワニ島」では水位上昇・浸水に伴い200匹以上のワニが柵を越えて脱走したと伝えた。関係者が14匹を捕獲したものの、残りのワニは未だ見つかっていない。中国新聞社(電子版)が伝えた。
珠海市斗門区に位置するワニ島は創立20年を超えるワニのテーマパーク。ワニ島の中には298匹のワニがいたが、今回の台風で一夜にしてヨウスコウアリゲーター200匹余りとイリエワニ5匹が脱走した。同テーマパークでワニが脱走したのはこれが初めて。現在、現地警察がワニ島の周辺に警戒線を張り、170人体制で捕獲作業にあたっている。特にイリエワニは攻撃性が強く、人を襲うこともあるので注意が呼びかけられている。【その他の写真】
ある動物専門家によると、ワニの中には泳ぐ能力が非常に高いものもあり、香港の西南地区一帯が珠江湾に面しているため、香港水域までたどり着く可能性があるという。しかし、海洋生物を専門に研究している洪家耀(ホン・ジャーヤオ)氏によれば、ワニは一般的に浅瀬で生活しているため、息を長く止めていられるといっても、海まで出て潮流に乗り、香港まで辿り着く可能性は低いのではないかと見ている。(翻訳・編集/中原)
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