9月24日麻生太郎内閣が始動したが、国民は期待と半ばあきらめの目でみているといったところではなかろうか。
そんな情勢も気になるのか、国政に出るつもりはないと言っていた東国原知事がブログ「そのまんま日記」で「総理になって欲しい人」3位になったことに触れている。

あいかわらず、テレビ出演などでお茶の間を沸かせてくれる宮崎県「東国原知事」であるが、同じくタレントから知事となり話題の大阪府「橋下知事」にくらべても全国的にその人気は高いようだ。
タレントといっても橋下徹知事の本職は弁護士なので、マスコミの使い方に関しては元芸人の東国原知事の方が上手だろう。その差が出たのは当然ではある。
東国原知事の人気度を知ることができる情報を知事自身がブログで公表している。

雑誌「anan」の調査では、「好きな政治家」アンケートで
1位、小泉純一郎
2位、東国原英夫
3位、麻生太郎

チームそのまんま入手の調査結果。
「総理になって欲しい人」
1位、北野武
2位、小泉純一郎
3位、東国原英夫

ということなのだ。

知事はこの結果に対して、今の社会情勢を考えると
「こういう調査による声も無視できない」
と感想を述べている。

自民党としては、「好きな政治家」3位に麻生太郎氏が入っていることがせめてもの救いだろうか。
ただ、小泉氏の人気が今も根強いのは逆に自民党には「誰が総理になっても小泉さんに比べたら映えない」となってしまうようでやりにくく感じるが。
ところで、「格差社会」「ワーキングプア」「年金問題」など今抱える問題の多くは小泉時代に端を発することはわかった上でのこの結果なのだろうか。気になるところではある。

どちらにしろ「北野武」「東国原英夫」が選ばれる事からみても、多くの人は決断力、個性を総理に求めているようだ。
最近は選挙に関するインタビューでも「誰がやっても同じでしょ」という答えが多い。マンネリした国政を変えて欲しいと望んでいるという事か。

前述のように今回の調査を
「あながち無視できない。馬鹿にしたものでもない」
と語る東国原知事の頭には、国政への進出もプラスされたのかもしれない。

もしそうなれば、国政の流れを変えてくれることを期待したいものだ。
(編集部 TEKESHI)
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