セリエA第4節が各地で行われた24日、ACミランはアウェーでレッジーナと対戦し、2−1の勝利を収めた。開幕2連敗とスタートダッシュに失敗したロッソ・ネーロ(赤黒=ACミラン)だったが、第3節ラツィオ戦4−1勝利に続く2連勝。

前半24分、MFセードフルのFKにFWボリエッロがヘッドで合わせ先制し、そのまま1−0で前半終了。後半14分、今季新加入のレッジーナFWコッラーディにゴールを割られ同点に追いつかれる。しかし後半29分、MFカカのクロスをFWパトが決めて勝負あり。

試合後ACミランのカルロ・アンチェロッティ監督は「今日の試合で満足しているシーンは数えるほどだ。コッラーディに失点された後からの連係プレーは評価できるものだったが…。いずれにしても、2連勝できたことでダービー(28日)への弾みにはなった。ただ、ボリエッロの怪我が気掛かりだ。ダービーに間に合うかは現状では分からない。インテル?恐れてはいない。この1週間での我々の躍進は目を見張るものがあった」と言い切った。