19日、ホンダは10月にフルモデルチェンジを予定しているミニバン、4代目新型オデッセイの情報を自社ホームページで公開した。ミニバンの草分け的存在と言われるオデッセイ。現行(3代目)オデッセイのキャッチコピーは「ネクストプロポーション」。およそ5年ぶりとなるフルモデルチェンジ。今度はどんなプロポーションを魅せてくれるのか。その一端を覗いてみた。
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(C) Honda Motor Co., Ltd.


ホームページで公開された4代目オデッセイの画像からは、ホンダらしい無駄のない、風を切るようなシャープなデザイン、存在感と高級感を感じとることができる。

初代オデッセイは1994年に発売され、日本におけるミニバンというカテゴリーを構築した草分け的存在だ。映画の「アダムスファミリー」の個性的な面々がCMに出演していたことで記憶されている人も多いだろう。

現在となっては、トヨタのイプサム、日産のプレサージュなどの対抗車種が多数あるが、その中でもホンダイズムを貫き、独自の技術とポリシーで存在感を放っている。

そのひとつが、床面を低くする「低床技術」である。車の重心を低くして、走行性能の向上と、リアシートに座る家族の快適性を増すものだ。もちろん、この技術を、次期オデッセイにも投入し、人々の感性に訴えかけるものを目指して開発したとのこと。

今後、同社では順次詳細を公開していく模様だ。発売される日が待ち遠しい。

(編集部 car journalist 木下)