セリエA第3節の2試合が行われた20日、ホームにレッジーナを迎えたASローマは3−0完封勝利で、今季初白星を飾った。

試合序盤から積極的に攻撃を仕掛けるレッジーナに苦しめられたASローマだが、前半ロスタイム、DFパヌッチが先制弾を決め、チームに流れを引き寄せた。後半5分にはMFアクィラニのゴールで引き離す。同ロスタイムにはMFペロッタがダメ押しとなる3点目を奪い、ASローマが力の差を見せ付ける勝利を収めた。

試合の流れを変える先制弾を決めたパヌッチは「開幕につまずいており、勝利を待ち望んでいた。望み通りの結果となり、とても嬉しい。ASローマのテンションは高かったが、2連敗(セリエA第2節パレルモ戦、欧州CLグループリーグCFR戦)したことで、我々が3年かかって作り上げてきたものが一瞬にして崩れたかのように報じられた。そのことがとても悔しかった。今日勝利を収めたことで、チームに平静が戻るだろう。今日も序盤は消極的だったが、徐々に我々自身のプレーを発揮していった。しかし、まだチーム内に問題が残っているので、団結しなければならない。国内リーグ戦と欧州CLで巻き返しを計るためにも練習に集中し、今後も落とし穴はあるということを忘れてはならない」と語った。