女性
独女の「できたら婚」に物申す!【独女通信】
2008年09月21日14時00分 / 提供:独女通信
平成17年度版・国民生活白書「子育て世代の意識と生活」によれば、全体の26.3%が「できちゃった結婚」とのこと。同白書によれば、15〜19歳では8割以上、20〜24歳では約6割が「できちゃった婚」により生まれているのだという。もし、今年調査したならば、この割合はさらに増加しているに違いない。中でもに気になるのは20代後半〜30代の独女世代。行き当たりバッタリ感が強い「できちゃった結婚」ではなく、長年交際してきた相手と妊娠をきっかけに結婚する「できたら婚」が増えているらしいからだ。
アユミさん(32歳 専業主婦)の場合も、妊娠が結婚のきっかけとなった。交際歴5年になるK君(34歳 IT関連)とは、お互いに「結婚するならこの人」と思っていたそうだが、「彼も仕事が忙しいし、私も転職して仕事が面白くなってきていたので、しばらくはこのままでいいかなって。それに、既婚の友だちを見ていて、義理の両親や兄弟との行き来が密になったり、親戚が増えたり大変そうだなとも思っていました。でも、避妊していなかったのは、どこかで区切りをつけたかったのかな…。妊娠がわかったときは、動揺したけど、赤ちゃんに感謝しています」。
両親の心の内は、多少複雑かもしれないが、なかなか結婚しなかった娘や息子がようやく決心し、しかも、早々に孫の顔が見られるのだから「二重のおめでた」に違いない。友人たちだって「『長すぎた春』にならなくて良かったね」などと祝ってくれるだろう。
「めでたし めでたし」と言いたいところだが、独女たちの「できたら婚」に頭を悩ませる人もいる。彼女たちの会社の上司や人事担当者だ。去年から今年にかけて「できたら婚」に振り回されている衣料品メーカー人事部の田中さん(仮名 52歳 男性)にお話を伺った。
「現在、本社と支社を合わせて妊娠中の女性が6名いるのですが、そのうちの5名が、いわゆる『できたら婚』です。入籍だけという者もいれば、入籍後、安定期を待って式をあげる者もいます。昨年くらいまでは、入籍前の妊娠は『他の人には言わないでください』という雰囲気があったのですが、今年に入ってからは周囲に知られてもあまり気にしないようです。時代も変わりましたね」。
田中さんの会社の場合、出産後復帰を希望しているのは1人だけ。5名は年内の退職を希望しているそうだ。
「正直なところ、20代から30代の既婚の女性社員については、妊娠による退職や休職を考慮して、後輩の配属を考えているのですが、独身女性はノーマークです。30代のベテラン社員の急な退職や休職は、仕事を引継げる人がすぐに見つからないことも多く、本当に大変です。彼女たちには幸せになって欲しいけれど、頭の痛いことが多すぎて、おめでたい気持ちにはなれませんね」。
妊娠で休職や退職する女性社員の業務を引き継ぐために、担当部署や支社を異動になる独女たちの心の内も複雑らしい。
「既に結婚している人は、生活の基盤ができているから、急な妊娠にも対応できますが、妊娠をきっかけに結婚する場合は、両親への報告や新居探し、結婚式の手配など、やらなくてはいけないことが山積みでしょう。つわりがキツイと本当に辛そうですよ。余計なお世話かもしれませんが、例えば、お互いの誕生日や記念日をきっかけに結婚するなど、人生設計をキチンとたてて欲しいと思います」(田中さん)。
筆者の友人は、33歳のとき、妊娠が判り長年交際していた彼と入籍した。安定期に入るのを待って海外で結婚式を挙げる予定だったが切迫流産で入院。出産後は慣れない育児に追われている。時折「幸せだけど、ウエディングドレスも着られず、新婚旅行も無しだなんて、やっぱり寂しい」と思うのだとか。今後ますます増えそうな独女たちの「できたら婚」だが、順番を守るから得られる満足があることも忘れてはいけない。(オフィスエムツー/神田はるひ)
アユミさん(32歳 専業主婦)の場合も、妊娠が結婚のきっかけとなった。交際歴5年になるK君(34歳 IT関連)とは、お互いに「結婚するならこの人」と思っていたそうだが、「彼も仕事が忙しいし、私も転職して仕事が面白くなってきていたので、しばらくはこのままでいいかなって。それに、既婚の友だちを見ていて、義理の両親や兄弟との行き来が密になったり、親戚が増えたり大変そうだなとも思っていました。でも、避妊していなかったのは、どこかで区切りをつけたかったのかな…。妊娠がわかったときは、動揺したけど、赤ちゃんに感謝しています」。
両親の心の内は、多少複雑かもしれないが、なかなか結婚しなかった娘や息子がようやく決心し、しかも、早々に孫の顔が見られるのだから「二重のおめでた」に違いない。友人たちだって「『長すぎた春』にならなくて良かったね」などと祝ってくれるだろう。
「めでたし めでたし」と言いたいところだが、独女たちの「できたら婚」に頭を悩ませる人もいる。彼女たちの会社の上司や人事担当者だ。去年から今年にかけて「できたら婚」に振り回されている衣料品メーカー人事部の田中さん(仮名 52歳 男性)にお話を伺った。
「現在、本社と支社を合わせて妊娠中の女性が6名いるのですが、そのうちの5名が、いわゆる『できたら婚』です。入籍だけという者もいれば、入籍後、安定期を待って式をあげる者もいます。昨年くらいまでは、入籍前の妊娠は『他の人には言わないでください』という雰囲気があったのですが、今年に入ってからは周囲に知られてもあまり気にしないようです。時代も変わりましたね」。
田中さんの会社の場合、出産後復帰を希望しているのは1人だけ。5名は年内の退職を希望しているそうだ。
「正直なところ、20代から30代の既婚の女性社員については、妊娠による退職や休職を考慮して、後輩の配属を考えているのですが、独身女性はノーマークです。30代のベテラン社員の急な退職や休職は、仕事を引継げる人がすぐに見つからないことも多く、本当に大変です。彼女たちには幸せになって欲しいけれど、頭の痛いことが多すぎて、おめでたい気持ちにはなれませんね」。
妊娠で休職や退職する女性社員の業務を引き継ぐために、担当部署や支社を異動になる独女たちの心の内も複雑らしい。
「既に結婚している人は、生活の基盤ができているから、急な妊娠にも対応できますが、妊娠をきっかけに結婚する場合は、両親への報告や新居探し、結婚式の手配など、やらなくてはいけないことが山積みでしょう。つわりがキツイと本当に辛そうですよ。余計なお世話かもしれませんが、例えば、お互いの誕生日や記念日をきっかけに結婚するなど、人生設計をキチンとたてて欲しいと思います」(田中さん)。
筆者の友人は、33歳のとき、妊娠が判り長年交際していた彼と入籍した。安定期に入るのを待って海外で結婚式を挙げる予定だったが切迫流産で入院。出産後は慣れない育児に追われている。時折「幸せだけど、ウエディングドレスも着られず、新婚旅行も無しだなんて、やっぱり寂しい」と思うのだとか。今後ますます増えそうな独女たちの「できたら婚」だが、順番を守るから得られる満足があることも忘れてはいけない。(オフィスエムツー/神田はるひ)









