初の社内SE募集に開発資金として5000万円を用意!
ブロガーサービスで急伸するITベンチャー企業が新たなアプリ開発のため、今までエンジニア社員が不在だった同社に、設立3年目にして初の社内SEを募集することになった。新人のために用意した開発予算は、なんと5000万円だ。

バジンプ株式会社
■ブロガーサービスを展開している文系社長
優れたビジネスアイデアがあれば起業しやすいとされるWeb業界。ブログでクライアントの製品やサービスを紹介してもらうブログ広告サービス業を行っているバジンプも、某大手インターネット広告企業出身の木下社長がブログの広告メディアとしての可能性に着目し、200万円を元手に1人で設立した企業だ。中小企業に焦点を合わせた事業が大当たりしたバジンプが先日、初のエンジニア採用に踏み切った。開発技術のわからない文系出身の社長が行う初めてのエンジニア採用。そこにはエンジニアに対する熱い思いとリスペクト、そして迎え入れるための周到な準備があった。え

■求人背景 会社存続のために、初のエンジニア採用に踏み切る
設立3年目にして1億円の売上高を見込めるまでに成長したバジンプ。現在は約3万6000人の登録ブロガーを抱え、月に20〜30社の依頼に対応している。木下氏はこれまでの事業展開の手応えを次のように語る。
「クライアントの継続率は9割をキープしています。広告メディアとして弊社が開拓してきたブロガーサービスは、一定の評価を築いているのではないでしょうか」。事業が成長すると、人手が足りなくなるのは自明。社員は木下氏のほかに4人増えたが、いずれも営業担当や社内スタッフ。その理由について木下氏は、「これまでのサービスを支えるITの構築は、外部のシステム開発会社に外注していました。このまま同じビジネスモデルを拡大するなら、社内に開発部門をもつ必要はあまりないのです」。

ところが、「昨今はブロガーサービス市場に進出する企業が増え、競争が激化してきました」と木下氏は危機感を募らせる。既存ビジネスを継続するためには、新たな付加サービスもしくは新規サービスといった次の手を打たねばならないのだが、「アイデアはある」と、木下氏。でも、早期に立ち上げないと他社に後れを取りかねない。そこで、「思い描いたビジネスモデルをダイレクトに伝え、その内容を盛り込んだアプリケーション開発のレビューを随時受けながら、新サービスをスピーディーに具体化していくような、社内におけるシステム開発体制がぜひとも必要」なのだそうだ。そうした思いから、初のエンジニア採用に臨んだ木下社長は、採用したエンジニアに対し物心両面から思い切ったサポートをすることにした。

■5000万円を自由にお使いください!
インターネットビジネスの最前線を渡り歩いてきた木下氏ゆえ、Webのシステムを構築するにはどんな言語でプログラムを書き、どれほどの期間を要するのか、ある程度は把握している。木下氏が算出した新サービスのためのアプリケーション開発予算は、5000万円。社員数5人の企業では破格ともいえる開発投資だが、この投資額を妥当と見るか、あるいは多すぎ・足りないと見るかは、木下氏の構想をもう少し開示しなければ ならないだろう。
「新サービスとは、ある商品を買いたいユーザーが名乗りをあげ、そこへ商品を提供できるほかのユーザーがオファーをかける“マーケットプレイス”という逆オークションのようなサイトです。この取引を行うためのWebアプリケーション開発をお任せしたいのです」
木下氏の言う「任せる」とは、余計な口を出さないということだが、任せきりではない。
「要件定義からお任せします。OSや開発言語の選定に加え、必要な機材の購入や協力会社への発注も自在に行ってほしいと思います。丸投げではありません。私はもちろん、社内のほかのメンバーとも新ビジネスについての業務イメージを何度も語り合っていくことになるでしょう。委ねたいのは、そこに必要な技術判断です。お願いしたいのは、一緒にバジンプの明日を切り拓いていく技術担当役員的なポジションなのです」

■築地のうまい店でおごらせてください。
木下氏の本音は、いっしょに会社を大きくしていく仲間、つまり共に夢を追いかける相棒として、エンジニアを求めているのだ。5000万円という開発予算は十分すぎる額ではない。 ただ、このコストで最後まで請け負う外部のソフト開発会社はいくらでもあるだろう。仕様さえバジンプ側で固めれば、品質の責任は開発会社にもたせることができる。これは大きなリスクヘッジになる。
また木下氏は、採用したエンジニアに次のことを約束すると語った。
「週に何回かは昼飯をおごりますよ。当社がある築地は、すしや海鮮が本当においしい。会社周辺のうまいお店にいっしょに行きたいですね。ご飯を食べながらだとリラックスして、社長と社員という立場ではなく、いろんなことを話し合えるでしょうから、今から楽しみです」。
やはり、語り合いたいことがたくさんあるのだ。新規開発のこと、新サービスのこと、会社のビジョンのこと、お互いの夢や興味について。そんな何でも相談し合える技術担当の仲間が増えるのであれば、5000万円という金額を、高いとは感じていないのだろう。
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